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私は、かつて精神疾患で閉鎖病棟へ入院しました。
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きっかけは突発性難聴での入院で、その退院をした日の夜中に
突然『発狂』しました。
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突発性難聴での入院中 ※1
上司とのトラブルでの 苦しい気持ちを手放すために
私は自身の気持ちを整理しようと
ノートにあれこれと書き始めました。
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はじめは、上司と自分の関係性について書きました。
何故、上司は私にあんなことをするのか? 会社と同僚のこと。
それが終わると、そもそも自分はどういう人間なのか
問題があるとすれば何か、過去を遡って検証していく事にしました。
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書くのは、とても楽しかったです。
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そして、どんどんと書き進める事が出来る自分にびっくりしました。
書いていくうちに、いろいろな私の体験が有機的に結びついてきました。
今まで気が付かなかった気づきが、いくつも出てきました。
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頭の中の考察が次々に新しい発見を生んでいくという、今まで体験した事が無いもので
なんだか急に頭が良くなったかのように感じてました。
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「 凄い凄い。急に頭が良くなった気がする。
まるで 『ログ・ホライズン』のシロエ ※2 にでもなったかのような気分。
点滴している薬のおかげだろうな。薬が切れたらどうなるんだろう(笑)」
と、レポートでは書いていました。
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レポートのタイトルは
『 気が付くのが遅すぎな私 』
にしようかと思っていました。
昔気づいてなかった事に、今頃気が付いたという事が多かったのです。
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正確に言えば「頭が良くなった気がする」では無くて
「頭が悪すぎだったかも」という感じです。
σ( ̄∇ ̄;)
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突発性難聴での入院の10日間で書いたレポートは 3冊。
精神科の入院中に書いたのは、5冊におよびました。
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躁状態の浮かれた頭が考えていたあれこれは
心の奥底の願望や不安が赤裸々に表れていています。
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最近、読んだ本の中で 神様に繋がるワーク として
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『 自分の過去をノートに書き出して、整理する。
過去に放置していた問題に向き合って、その問題を手放す 』
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というものがありました。
それを読んで、そうだったのかと腑に落ちました。
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気が付いてはいなかったけれど
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当時の私は
正にこのワークをしていたのです。
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その結果、『神様に繋がった』 のです。
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・・・たぶん。
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でも、それがあまりに急激で激しいものだったので
私の精神は混乱し、頭脳はキャパを遥かに超えてしまい
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他者から見れば 『発狂』 という形になってしまいました。
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私はもう一度このワークを
ブログにUPするという形で始めました。
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そして、再び『神様に繋がる』 のです。
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ゆっくり時間をかけて、自分を見つめ直します。
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様々な文献を読んで勉強し、準備万端で備えます。
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2度目なら、今度はもう失敗しません。
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・・・8年前、退院後に置き去りにしてしまった “私の子供”
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妄想で生んだ 『祈りちゃん』 と
もう一度向き合って繋がること。
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それが私の
『 祈りの丘 プロジェクト 』
なのです。
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『丘』には
「傍ら(すぐ隣の場所)」という意味もあります。
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『祈りに寄りそって生きる』
『気持ちに寄りそって祈る』
ということを、大事にしていきたいと思っています。
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※1.発狂と突発性難聴で入院の状況は、閉鎖病棟へ入院[1]~[9]の記事です。
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※2.NHKで放送していたアニメの主人公。「腹黒メガネ」と言われる策士。
原作は、橙乃ままれさんによる日本のライトノベルです。
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