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僕はお酒が飲めない。
正確に言えばビールなら多少は飲める。それもかなり無理しながら飲んでいる。だからビール意外のアルコールなんて全くもって駄目だ。
あのアルコールの味がどうにもこうにも受け付けないのだ。

そうなると外食先での飲み物もそうなるとソフトドリンクか水しか選択肢がないわけで、メニューにどんなにたくさんの種類のワインが載っていてもオーダーすることはない。
ワインの品揃えに少しでもこだわりのあるお店だと、「どこどこ産で何年製造の~」といった紹介とともにワインのメニューが載っているが、料理が出てくるまでの暇つぶしに読みはするが、実際にオーダーすることはない。

酒好きの方々からすると「人生損してるよ!」と思われるかもしれない。
実際、高島屋などでやっているワインフェアの前を通ると、「ああ、ワインが飲めればこういうイベントも楽しいんだろうなぁ・・・」とため息まじりに思ったりする。

編集者でもあり作家でもある生和寛氏は自身の著書「50歳からの男の嗜み 趣味か教養か」にて、ワインについて以下のように綴っている。
「ワインは社交に欠かせぬ道具であり、教養が試される物件なのである。(中略)ワインを知らぬ男は現代の世界人としては失格だろう。」

そう、ワインとは飲料ではあるが、もはやそれを超越した文化的なものなのだ。たった1本のワインに何百万の値段がつくのにも納得させられる。

確かにワインに詳しい人というのは(川島なお美などは幾分胡散臭い印象を受けはするが)教養に富んでいて社交的であるイメージがある。世界の成功者たちが社交界で談笑している片手にはワイン、というイメージだ。

いつかワインを嗜める「大人」になりたいと切に願う。

ちなみに現在でも僕が世界で一番美味しいと思っている飲み物は、「コーラ」だ。
成長してないなぁ。


参考文献:
生和寛「50歳からの男の嗜み 趣味か教養か」講談社、2009年、11ページ