リーチに対する押し引き判断で「見えているドラの数」がどの程度判断に影響するのかを確かめたい。
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今までのリーチ判断は「順目」と「危険度」の軸によって和了時得点期待値が何点ならば押せるかを判定するものだったけど、この判断に「見えているドラの数」の軸を追加する。
データは北HAZ氏のブログを参照する。
言うまでもないけど「見えているドラの数」が多いほど相手の手が安いと予想できるので押しの判断になる。
「見えているドラの数」の軸を追加すると今までのリーチ判断の12通り(親子別x良形愚形xリーチ有無)にドラの数7通りが乗算されるので12x7=84個もグラフを書かないとならない。
そんなん書いてらんないのでとりあえず「危険度」「順目」「見えているドラの数」を無理やり一つのグラフにすると以下になる。

これは子-子、良形、リーチしない場合のグラフ
縦軸は自分の和了時の得点期待値がこの点数以上なら押せるという指標
横軸はただの番号が振ってあるだけで、スパンの違いによって軸を分けている。
一番大きなスパンが危険度で左から0%5%10%・・・35%
二番目に大きいスパンは見えているドラの数で左から0枚1枚2枚・・・7枚
一番小さいスパンは順目で左から基本2順目からだけどHAZ氏のデータ都合上、見えているドラの数によって4枚から4順、6枚から6順、7枚は10順からスタート
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まとめきれないまでも傾向だけでも読み取ると
・見えているドラの数は、
-切る牌が危険なほど影響する。
-順目が深いほど影響する。
・見えているドラの数と押し引きの指標は大体比例する。
例)10%の危険牌を切る場合でドラ1枚につき200点くらいハードルが下がる
ただし危険度や順目によって比例定数は変動する。
など。
思ったより影響しない印象。
0%5%危険牌切るときなんて判断自体に違いが出ることはまずない。
そもそも追っかけてその後放銃する確率は思っているより多くないってことだな。
ただ親子関係が変わったり愚形のときだと当然違う結果になるのでそちらも見てみないと何とも言えない。
とりあえず以上。