全国で放送されているのかどうかわかりませんけど、最近気になっているテレビCMがあります。
車に乗っている仲里依紗さんが「でんでらりゅうば でてくるばってん でんでられんけん♪♪♪」と歌っているところに、川口春奈さんが車の中を覗き込んで、写真を撮りながら「でーてこんけん♪♪♪」と続けて、その後「とっとっと?」、「とっとっとよ。」と会話した後、ふたりで楽しそうにドライブに出かけるというものです。
後半の「とっとっと」は「撮っているの。」という意味であることはわかりますけど、問題は前半の不思議な歌の部分です。
ばってんという方言が出てきますし、仲さんと川口さんが、ふたりとも長崎出身であることからしても、長崎のどこかの地方の歌であることは想像できますけど、意味はほとんどわからなくて、「でんでら龍」という何かとてつもないモンスターが出てくることを歌っている歌なのかと思いながら見ていたところ、そばで聴いていた母が「懐かしい。」と言いました。
母は熊本県の天草地方の出身で、子供の頃によく聴いていた歌みたいです。
ちなみに天草地方は、長崎の島原半島の近くにあって、昔から長崎の影響もかなり受けています。
この歌は、長崎県の方で歌われている「わらべ歌」みたいで、「でんでらりゅうば」の部分は「出られるならば」という意味らしく、ふたりの歌っている部分は、「出ようとして出られるならば 出て行くけれど 出ようとしても出られないから 出て行かないからね。」という意味だそうです。
何か禅問答を聞いているみたいで、よくわからない感じもしますけど、言葉遊びみたいな、わらべ歌なので、あまり意味は考えなくてもいいのかもしれません。
日本各地には、その地方独特の方言で歌われている歌が、たくさんありそうですね。