でも彼は、すごく自然に求めてきた。
あたかも、当たり前の延長線上のように。
私は笑顔でかわした。
「ごめんなさい、それはちょっと苦手で…」
「でも今日一緒にいられてすごくうれしかったです」
彼はちょっとだけ黙って、でもその後も優しかった。
封筒もそのまま、変わらず渡してくれた。
そして帰り道、ふと思った。
「女としての線引き」って、どこまで守れるんだろう。
相手に気を遣いすぎて、自分をすり減らしていない?
NOを言うことに、罪悪感を持ってない?
P活って、“わかりやすいお金”と“あいまいな感情”が混ざる場所。
割り切ってるはずなのに、時々自分が見えなくなる。
でも──
キスは、感情の扉だ。
だからこそ、私はその扉だけは、簡単に開けたくない。
今日のP活ことば
「もらう」よりも、「守る」を大事にしたい日がある。
あなたはどうしてる?
「キスだけは無理」って、あるある?
それとも「そこからが本番」派?
P活女子のみなさんの“線引き”エピソード、よかったら教えてください