とにかく私、恋人時代から
というか付き合うその前から異性とはトイレのあれが気になって気になって
本当にトイレいく姿さえ見せたくない、
トイレ、の三文字さえ言いたくない、言えない元乙女ですよまったく…
それで今の彼と結婚生活を送る家を決めるとかも
とにかくリビングから壁一枚隔てたことが最低条件のトイレの位置
できれば私がトイレいったかどうかわからんぐらいの遠さにある孤立さを求めていたというか…わかりますかね
なぜこんなに恥ずかしいかというと
いつまでも女性という神秘な存在でありたいというか
もうとにかく恥ずかしい、の一言
昔は羞恥心の鬼で
前の彼とか六年付き合ったけど全然打ち解けれない相性で
いつまでたってもトイレいくの辛かったわ
彼の家(実家だったわ、今思えばおそろしや)で、彼が茶の間にいってるすきに
パンパンの膀胱かかえて
コンビニ袋さがしたり、←理由はもう書けないわ…
ジュース買ってくるね、と彼の家の目の前にある自販機いくふりして木陰でやろうとしたり…
元、彼の家は実家なので二階の彼の部屋からしたへ降りるとすぐ茶の間で、
いつも戸があいてて
目の前玄関で、出たり入ったりするのもいちいち家族にきづかれて
とにかく苦労した…

しかも、彼の母は無愛想で
一度私が彼の部屋からTシャツ一枚で下にあるトイレがリビングいこうと階段おりてるときに鉢合わせてから
なんだか冷たい
(当たり前かい)というか、しっかりした挨拶もしたことなくて、
なんかシャイな人なんだと彼はいうけど、どっから見てもわたしのことよく思ってないわ
一度手紙書いたことあったくらい。
私はちゃんとした、挨拶したいけどあちらもいつも
私がおじゃまします、言ってるのに無言だったり
よくて、はーい…と声のみで
とにかく気まずい関係だったわ
彼がいつも実家デートばっかするので毎週いく羽目になってた
私も、少ないモラルがあり
ごめんなさいごめんなさい


思いながら、おじゃましてた
あの頃も今も思うけど、実家はムリさ
そんで実家を一度も出たことない30手前の男もムリさぁ

無神経に毎回いってたわけじゃなく、たまにお土産やらも持ってってったけど
姿をみせず、彼がわたして
ありがとー!と母の声だけがきこえる不思議な関係を六年も。
…と話ずれすぎたけど、
とにかく袋にしてやろうかと思うくらい
トイレいきたいの一言が言えぬ女性でした私は
…それは結婚した今では、
外ではトイレばんばんいけるけど
家の中では極力避ける
彼がリビングいる時とか遠慮しちまう
二階とか風呂とかで私の存在を気にかけてない時はいけるけど
なんだろねえ
化粧してる最中とかも絶対みられたくないし、
そういう部分の変なミステリアスだけは一丁前の私でした
だ、大事だよね?
愛されたいさかいに…