真冬の薔薇園(1) | 京都と花と文学と

京都と花と文学と

京都洛北賀茂川周辺で撮影した四季折々の花の写真を,それぞれ花にまつわる文学や音楽、映画などの話を交えながら紹介します。


京都と花と文学と

2011年1月26日午前11時ころ/リコーCX-2で撮影



1月の末から節分にかけて、一番寒さの厳しいときに一週間くらい、
府立植物園に通い、薔薇園で寒さのため半分凍ったような状態で,、

縮んでいる薔薇の蕾を撮影してきました。



冬でも、民家の庭先やガレージの脇に鉢植えの薔薇が花を咲かせているので、
植物園の薔薇園でも咲いているだろう。真冬の薔薇というのも悪くないな・・・・と思って、
出掛けたのですが、この時期は、春の開花に合わせて、花や蕾、枝は剪定してあって、
まともに咲いている花は一朶もありませんでした。


あきらめて帰りかけたら、枝葉を落とされた薔薇の根元の方に、
小さな紫色の蕾が残っていたので、折角だからといくつか切り残された蕾を探して撮影し、
パソコンのモニターの画面に映し出してみたら、それは見事に写っていました。

何か、夜の寒さで凍らせた薔薇の花に、冬の女王がフッと息をかけ、宝石に変身させてしまった、そんな感じですね。


折から薔薇園全体に殺虫剤がまかれていて、
それが独特の斑点模様となって蕾や葉に付着している、
それも不思議によく似合っていました。


自然の巧まざる技が、宝石を使って彫った昆虫とか、
動物、古代の恐竜の頭、透明なサンゴ礁に泳ぐ魚などを彷彿させ、
エジプトとかペルーの古代の王女の墳墓から発掘された宝石という感じがします。

あんまり美しいので何回かに分けて紹介します。お楽しみください。




京都と花と文学と


2011年1月27日午前10時ころ/リコーCX-2で撮影



京都と花と文学と

2011年1月29日午前10時ころ/リコーCX-2で撮影





京都と花と文学と
2011年1月29日午前10時ころ/リコーCX-2で撮影