8月24日(木) ~ぽんぽ娘38才! 今日から熟女を名乗ります~@名古屋市 大須赤門 男キモノ&バー 蛙屋 19時開演

桂ぽんぽ娘  ブスの品格
桂 小鯛   英語で話そう  
雷門福三   欣弥め
仲入り
桂ぽんぽ娘  ドロドロ女とヌルリ男 

女性の姿もちらほら見える中、満席の状態で開演。開口一番は、本日主役のぽんぽ娘さん。
マクラは、「『38才は熟女じゃなくて50歳を過ぎて初めて熟女って言えるのよ!』
という指摘を受けましたが、
私は今から4年位掛けて徐々に熟女になって行きます。」
と、云うのが第一声。
ぽんぽ娘さんの身の下相談的な(あまりにも直球過ぎるので自主規制。)話を振ってから艶笑短歌を導入部にして、ブスの品格へ。
昨年の秋頃からピンク落語と銘打って、次々とネタ下ろしをしているぽんぽ娘さんの第三作目がブスの品格で、セックスに関するストレートな言葉もどんどん飛び出す直球勝負の作品なのだが、これを単なる下ネタ猥談だと侮ってもらっては困ります。
当然ストレートな言葉、直球勝負が大きな笑いに繋がっていて、だからこそ、現代の若い男女のセックスに対する考え方に対して 正面から取り組んだ、至極真っ当な内容となっています。
客席の反応も良くて、大いに盛り上がった。

二番手は、小鯛さん。ぽんぽ娘さんの噺を初めて聴いたそうで、
「噂には聞いてましたけど、全編それなんですね。
名古屋のお客さんって優しいですね!」
が第一声。
「何を喋ったらエエのか迷いましたが、新作の方でお付き合い下さい。」
と、小鯛さん自作の英語で話そうへ。
クスグリとか噺の展開とかとても秀逸で、文枝師匠の噺かと思った程で、小鯛さん要チェックです。

食い付きは、福三さん。艶笑小咄を数珠繋ぎと言っていい程 喋ってから、欣弥めへ。
上方落語と違い、お座敷で落語をするという江戸落語だからこそ、こういう全編下ネタばかりの噺があったとは…。
こういう艶笑噺は、江戸落語の落語家さんは サービスの為に演ったとのことです。
まさかこんな噺が聴けるとは…。落語家としての風格というか福三さんのサービス精神をとても感じました。

ここで、お仲入り。

トリは、勿論ぽんぽ娘さん。
『自分史上最高傑作!』(完成当時)とぽんぽ娘さんが自信を持ってお送りするのは、
愛と性欲をはき違えちゃった女子の物語で、
無職でウソつきだけど体の相性抜群の彼と別れて、
安定した彼とお見合いしたけど、
体の相性が合わなくて…
という、安定と快感の狭間で揺れ動く女心を描いた噺で、
鳴り物入りの噺だとマクラで言ってたので、どんな風に入るのかと思っていたら、まさかああいう使い方があったとは…(^w^)
ホロッとさせられるところもあって、よぉでけた噺やと思いました。
最後に大きな拍手で送られて終演かと思いきや、ここでサプライズで蛙屋さんの女将さんの直さんがケーキを持って、高座のぽんぽ娘さんの頭にティアラを乗せてから手渡すと、ぽんぽ娘さん大喜び(*^^*)
みんなでハッピーバースデーを歌って終演となりました。

終演後は、打ち上げもお賑やかに行われて、本当に和やかな会となりました。

ぽんぽ娘さんは、今回が名古屋で落語をする最後だと言っていた様ですが、名古屋のお客さんの反応の良さに、また演らせて下さいと前言撤回。

大須演芸場でメイド漫談をやっていた頃から知っている私としては嬉しい限りで、不定期でも良いので大須で落語会を続けて欲しいと思います!

皆さん、お疲れ様でした。


(おまけ)
ピンク落語 桂ぽんぽ娘


8月15日(火) 岡大介お座敷ライブ@名古屋市新栄 居酒屋きてみてや 19時開演

第1部は、岡大介さんの独壇場と言っていい壮士演歌をたっぷりと。
書生節から始まり、ダイナマイト節・東雲節・ヨサホイ節(ひとつとせ節)・など昔ながらのものと岡大介さんが現代の世相を取り入れたネタも披露して、壮士演歌の始まりとされるオッペケペー節まで飛び出して、合間に東京節・まっくろけ節・お座敷小唄・のんき節を挟みながら、とても聴き応えがありました。


第2部は、カンカラ三線をフォークギターに持ち替えてご自分のルーツである唄を。
高田渡さんの『生活の柄』や、ボブ・ディランの『風に吹かれて』や『I SHALL BE RELEASED 』を自分なりに訳して日本語で唄うという これまで見たことのない岡大介さんを聴くことができました。
ラストは、唄い始めた頃に ビルから見た夕焼けがとても美しくて、その頃の心象風景を唄ったオリジナルで終演となりました。


元々良いなと思っていたけれど、壮士演歌をたっぷりと聴き 第2部で彼の音楽的ルーツが垣間見えて、益々好きになりました。

今後もこちらの方に来る時は、できるだけ足を運びたいと思います。

またきてみてやにも裏を返そうと思ってます。



 
8月19日(土)  襲名記念 橘家文蔵独演会@名古屋市矢田 東文化小劇場 19時開演


2015年10月以来、文蔵になって初の名古屋での独演会。
かな文さん、口調良し。
文蔵師匠の転宅のお菊さんの色っぽさったら、ない。
兼好師匠のマクラ含め、圧倒的な陽の高座が素晴らしい。蛇含草 生で聴くのは初聴きで、こんなに面白い噺だったのかと合点が行く。
トリネタは、情感たっぷりの子別れ。女房の描き方が秀逸で、亀坊をげんのうでブとうとする場面の緊迫感とその後の微笑ましいやり取りに、快い気持ちで終演。