このブログは、特別養子縁組や里親について知っていただくこと、そして将来、羽琉くんが大きくなり、自分のルーツを探そうと名前を検索したときに見つけてもらえたらという思いで書いています。
誰かを責めるための記録ではありません。
「君は望まれて家族になり、たくさん愛されていた」ということを伝えるための記録です。
羽琉くんへ
今日は、羽琉くんと初めて出会った日のことを書こうと思います。
今でも、その日のことは昨日のことのように覚えています。
児童相談所の方から、2025年2月頃に生まれる予定の赤ちゃんがいるというお話をいただきました。
私たちは夫婦で何度も話し合い、その子を家族として迎えたいという思いを固めました。
そして、羽琉くんが生まれて約1か月が経った頃、児童相談所の方から「羽琉くんと会いませんか」と連絡をいただき、初めて会うことになりました。
会うまでは、楽しみな気持ちと同じくらい緊張していました。
「どんな子なんだろう。」
「泣いてしまうかな。」
「ちゃんと抱っこできるかな。」
そんなことを考えながら、その日を迎えました。
そして、初めて羽琉くんと会いました。
まだ生後1か月ほどの小さな赤ちゃんでした。
髪の毛はふさふさで、とてもかわいらしい顔をしていました。
初めて抱っこしたとき、「赤ちゃんってこんなに小さかったかな」と驚いたことを覚えています。
その小さな体を抱きしめた瞬間、「この子を大切に守っていきたい」という気持ちが自然と湧いてきました。
その日、羽琉くんと出会ったことで、「この子を家族として迎えたい」という思いは、さらに強くなりました。
それから約3週間後、羽琉くんが我が家にお泊まりに来ました。
その日は一日だけ一緒に過ごしました。
ミルクを飲み、おむつを替え、抱っこをして過ごす。
どれも久しぶりのことだったので、最初は恐る恐るでしたが、それ以上に幸せを感じる時間でした。
羽琉くんが安心して眠っている姿を見ているだけで、心が温かくなりました。
その日の夜は、羽琉くんと同じ部屋で、夫婦3人で眠りました。
あまりにも小さかったので、
「ちゃんと眠れているかな。」
「苦しくないかな。」
「息はしているかな。」
そんなことが心配で、何度も目を覚ましてしまいました。
気が付けば、ほとんど眠れないまま朝を迎えていました。
寝不足だったはずなのに、不思議と疲れは感じませんでした。
それ以上に、「また会いたい」「もっと一緒に過ごしたい」という気持ちのほうが大きかったからです。
あの日、小さな羽琉くんを初めて抱っこしたときの温もりは、今でも忘れることができません。
パパにとって、あの日は父親としての第一歩になった、大切な一日でした。
最後に、羽琉くんへ
もし将来、この文章を読んでくれる日が来たなら知っていてほしいことがあります。
初めて抱っこした瞬間から、パパは羽琉くんの幸せを願っていました。
その気持ちは、今もこれからも変わることはありません。
ありがとう、羽琉くん。
君と初めて出会えた日は、パパにとって人生の宝物です。
その続きは、次のお話で書こうと思います。
次回は、「羽琉くんがわが家へ来た日」について書こうと思います。