"All you need is love. But a little chocolate now and then doesn't hurt."

(now and then = sometimes)

(言った人:スヌーピーの作者、チャールズ・M・シュルツ)

 

必要なのは愛だけ。✨

…でも、ときどき、ちょっとチョコレートがあるのは構わないけど。

 

抽象的理念的な上の句に対して、

極めて具体的で身近な下の句!

 

この落差、いいわぁ、私もこういうの言ってみたい・・・と思いますよね。

 

さて、この落差を支えている(笑)

does not hurt

という表現。

 

hurtというのは、痛くする、傷つける→害を与える、という意味で使われます。

なので、does not hurtで、

別に悪くない、構わないと言っているわけです。

 

で、もちろん、ニュートラルに「構わない」という意味で使うこともありますが、

 

結構な割合で、「むしろ役に立つ」というのを暗に意味していることがあります。

暗に、というところがオシャレ。

これがusefulとかgoodだとつまらない。

 

試してみましょう。

 

"All you need is love. But a little chocolate now and then is good."

 

おもしろなっ。


というわけで、役に立つよ、いいよ、というのを
ユーモアを込めて言う、あるいは、控えに何かを勧めるとき
に使えます。

最後に、Maybe it doesn't hurt to show some examples...

ダイエットしているときに、フード雑誌は…
It doesn't hurt to stay away from food magazines.
作家さんに会う時には…

It doesn't hurt to browse through some books he/she wrote beforehand.


いつもしかめっ面しているあの人には
It doesn' hurt to say hello with a smile.
(^▽^)/