極楽寺から長谷へと向かって歩いていた



江ノ電に乗る電車賃がもったいなかったから

天気が良くて冬なのにぽかぽかしていた。

すぐ右を見ると、もうそこは海だった
潮の香りが柔らかい風と運ばれてくる
群青色のような海と空
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青色のトパーズの色にも似てる
本当に海は広いと思った
寄せては引いていく波頭はとても静かで寂しい気がした。
色んなもやもやをどこか遠くに持って行ってくれるような懐の大きな海
夕日の金色の帯が海に降り注いで今まさに山の後ろに隠れようとしていた
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ゆっくり見よっと

Daisy's cafe
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中に入り、御構い無しに海が一望できる席に座る。
中はアメリカの西海岸って感じ
行ったことないけど、このようなとこをアメリカの西海岸って表現する人が多いから使ってみた。
後ろにはずらっとお酒のボトル
木の白い壁と干されたTシャツが印象的だ

そして、気づく
本当に行きたかったカフェはこの隣のところだったと
やっちまった

ま。いっかとおもって海を眺める
犬と目が合う

海は単調に同じ事を繰り返してた。
ただ空だけが色を変えようとしていた。

納得できない
隣のカフェに入る


麻心
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先程のカフェと違い、高いところにあるので見晴らしが良く、犬と目が合うこともない。
ここに来て何故か江ノ島鎌倉サイダーを飲む
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普通のサイダーだった
夕日が差し込んで眩しかった
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海は広いな、大きいな
うん、その通りだと思う。

店の中にも、海にもほとんど人がいなかった。音もほとんど聞こえない。
静か
何も考えなくていい気がした。

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この建物が低い感じがいい。


このあと、満員電車で帰る事になるなんて。
鎌倉にいたときはそんなこと信じられないくらいゆっくりゆっくり時が進んでいた。


 海に来ると建物に邪魔されず、いっぱいに広がった空が見れるからいいなぁ


ずっとこのままの鎌倉でいて欲しいと思った瞬間だった