おいしいお酒(802)

能登の酒を止めるな!プロジェクト 

大江山 土田酒造 2種類飲み比べセット 

石川/群馬

 

 

「このプロジェクトは、能登半島大震災により甚大な被害を受け、

向こう数年酒造りが困難な状況の酒蔵さんのお酒を共同で造り、

被災蔵の銘柄の流通を止めないために行っております。」

つまり被災した蔵のお酒を、

そのレシピ?に倣って、

有志の蔵にて造ったお酒ということですね。

 

 

で、このお酒は、

「大江山」の松波酒造さんのお酒を、

群馬の土田酒造さんが造ったということです。

 

 

 

ん?何故2本?

「大江山さんが、能登で造っていらっしゃるそのままの配合の「オリジナル」と

土田酒造側でアレンジした「コラボ」の2種類飲み比べセットです。」

ということです。

 

 

土田ファンとしては土田アレンジが気になるので、

まずは「コラボ」を頂きました。

「外柔内剛な能登の女性をイメージして造った。」
「金沢酵母由来のポップな香りと骨太な味わいを持ち合わせたお酒。」

「土田酒造の個性的な麹造りを能登産の米でパワフルに表現。」

とのこと。

 

 

 

お米は石川県のゆめみずほ、

磨き67%と土田さんらしいワイルドな仕上げ、

アルコール17.7%、

結構重い感じなのかな?

 

 

開栓、

シュッ!

活きがイイねぇ。

注ぐととにかく芳ばしさが引き立つ香り、

確かに骨太と言うか、

力強い感じ?

 

 

一口、

香り通りの芳ばしがまず広がり、

奥行きを感じる甘みが来て、

そのままスッと退いて、

芳ばしの余韻を残しつつ、

スッキリ退いて心地よい後味でした。

 

 

そうこの芳ばし感が独特でしたね。

お米なのか能登酵母なのか。

シッカリしてるのに吞み口良し、

そんなお酒でしたね。

 

 

 

そして、

オリジナル」

大江山さんのレシピに忠実に「再現」したお酒。

 

 

「味わいの目指すところは外柔内剛な能登の女性のイメージ。」
「金沢酵母由来のポップな香りと骨太な味わいを持ち合わせたお酒。」

「土田酒造の個性よりも松波酒造の描く地酒を重視した。」

 

 

お米は五百万石、

磨き67%とやはりワイルドな仕上げ、

アルコール17.5%の原酒、

「ポップ・骨太」は共通のワードのようですが、

違いや如何に?

 

 

開栓、

シッカリした香り、

少し重厚感のある芳ばしです。

 

 

一口、

うん、これは、日本酒♪

芳ばしと重みが更に増してる。

今の日本酒、

軽やかな飲み口が多い中、

これはなかなか「ガツン!」ですね。

 

 

能登復興道半ば、

自分富山に住んでたので、

北陸は第二の故郷だと勝手に思ってます、

(その割には殆ど行きませんが…)

このお酒を飲むことが、

ささやかながら、復興の助けになるのかな?

 

よく頂いてる土田さんが繋いでくれた、

この大江山さんというお酒との、

出逢いに喜びを感じております。

いつか能登の海の幸とともに、

大江山さんの地元で、

大江山さんのお酒を頂きたいですね。

 

とっても美味しかったです♪

ご馳走様でした!

 

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