2023年ドラゴンズ選手に一言 

7 根尾 昂(ネオ アキラ) 投手

 

 

2000年4月19日(23歳) 177cm/84kg(O型) 右投左打 岐阜 

飛騨高山ボーイズ~大阪桐蔭高(甲) 2018年(1位) 5年 

 

防御率0.71 2試合 当初2 完投0 完封0 無四球0 交代完了0 

0勝 0敗 0ホールド 0HP 0セーブ 勝率- 

投球回12 2/3 打者51 被安打9 被本塁打0  

奪三振4 奪三振率2.84 与四球8 与死球0 暴投0 ボーク0 

失点5 自責点1 QS率100.0 被打率.209  

 

(ウ)防御率3.43 23試合 当初9 完投0 完封0 無四球0 QS5 交代完了3 

0勝 7敗 0セーブ 勝率.000 

投球回76 打者323 被安打55 被本塁打5  

奪三振64 奪三振率7.58 与四球45 与死球2 暴投8 ボーク0 

失点32 自責点29 QS率55.6 被打率206.

 

 

 

 

 

 

 

5年目の高卒ドラフト1位、

4球団競合の末ドラゴンズ入団、

高校時代は遊撃手/投手、

ドラゴンズには遊撃手として入団したが、

2年間一軍での実績が殆どなしとなると、

3年目の2021年に内野手登録ながら外野手として開幕一軍、

8番レフトでスタメン定着、

満塁弾や特に守備での貢献が光りました、

ただ6月に入り打率が急降下、

.178となり降格そのままシーズン終了。

 

 

翌2022年は外野手登録となるが、

外野手は足りているということで

4月後半に遊撃手に再転向、

ファームで遊撃手としてプレイしていたが、

5/8に高校以来の投手として起用されると、

今度は投手として調整を開始、

6/19に投手として一軍初登板、

6/21に正式に投手登録となり、

殆どがビハインドのケースでしたが、

25試合にリリーフ登板し1ホールド防御率3.41を記録した。

 

 

2023年は先発投手として調整していましたが、

開幕から2軍で熟成?

しばらくはリリーフ登板、

13戦目の5/27に初先発、

5 1/3を1失点とまずまずの出来、

以後リリーフ登板を2回はさんで、

ほぼ10日間隔で先発、

先発9試合でQS5回、

54 2/3回で自責20、防御率3.29(小生の概算です参考程度に…)

但し勝ち星はなく6敗、

この成績を残し、

1軍登板の機会を得ます。

 

 

9/18バンテリン広島戦、

6回まで被安打3四死球1で、

何と無失点で切り抜けますが、

7回につかまり7回途中で降板、

失策絡みで自責は0でしたが、

同点に追いつかれ勝利投手は逃しました。

 

もう一試合先発は9/30、

6回5安打5四死球と乱れましたが、

失点は1とゲームを作りました、

ただこの日は味方が0に抑えられていて、

またも勝利投手にはなれませんでした。

 

ファームの内容からいくと、

これだけの投球が出来るとは、

やはりポテンシャルは高いと言えるでしょう、

ただ2試合とも、

1つ間違えば打ち込まれていたようなケースが、

あったように感じます。

 

2022のリリーフの時と、

配球が大きく変わったのは、

2022年はストレートとスライダー、

スライダー結構キレよく、

被打率.207と悪くなかったのですが、

2023年はフォークを6%→29%と大きく増やし、

スライダーは27%→13%と半減させています。

 

 

正直この投手はスライダーメインという

イメージがありましたが、

フォークの多投で相手がスタイル変化に戸惑い、

うまく抑え込めた可能性もありますね。

 

あと気になるのは奪三振率、

2022年6.84→2.83、

リリーフの方が三振を取りに行くとは言え、

極端な感じがします。

 

2024年、

キャンプは一軍スタートとのこと、

打撃投手でネットが気になり制球が定まらないという

ニュースがありましたが、

正直まだ時間がかかるのかなぁ…

そんな気がしています。

 

一つ言えるのは、

出て来るだけで空気を変えることのできる選手、

持って生まれたスター性、

これはなかなかレアな才能だと思います。

 

 

しかしここ数年の経緯を書きましたが、

改めて見直すと、

あちこちやらされて、

可哀想というか、

何というか不憫だな…

外野が多いからって

内野に回されたことがありましたが、

2024だって先発投手多いぞ…

どうすんだ?

 

とにかく、

負けずにめげずに、

もうさすがに再転向はないでしょうから、

投手をじっくり極めて下さい。

期待してます!

 

DONQ☆SYKES