好調タイガースに勝ち越しましたね。
初戦は青柳投手の乱調に助けられた感ありでしたが、
今日は接戦からワンチャン逆転、
ナイスゲームでした。
先発の福谷投手は初回先頭打者本塁打を浴びるも
7回途中までその1失点。
1死一、二塁のピンチをつくって降板も
2番手・田島投手が後続をシャットアウト。
打線は1点を追う5回に2死一、三塁の好機をつくり、
3番細川選手が右越え適時二塁打で逆転に成功、
最後はマルティネス投手が締めてカード勝ち越しを決めた。
打線は今季も被完封多く、
また懸案の3番打者が固定できず、
本塁打がないうえに繋がらない打線は、
チーム打率セ2位で得点最下位。
もとの打線を日替わりで代え、
開幕時の跡形もない中、
この日は中軸タイプでは一番高打率の、
細川選手を3番に据える、
オーソドックスな並びが
奏功した感じとなりましたね。
そしてその細川選手、
ワンチャンをきっちりモノにしました。
現役ドラフトではドラゴンズ打線に欠ける要素、
長打力を買われての入団。
現在本塁打こそ0ですが、
16安打のうち二塁打が6と、
ちゃんと特徴は出ている上に、
変化球対応も出来ているというか、
スライダー5-3、チェンジアップ2-2、フォーク3-2など、
むしろ対変化球の方が打率が高いのです。
一方、対ストレートは.286、
21打撃機会で三振11、
これはそろそろ相手も研究してきそう…
その時どう対応するか、
乗り越えられれば真のレギュラーです。
先発福谷投手はこの日まで、
3先発で1敗防御率7.59、
4/2に6イニング1失点を見せた後、
2試合打ち込まれて、
この日悪ければ降格もあったと思われる中、
見事な投球でした。
今年はストレートの被打率が.286(昨年.367)と改善、
最高球速は149→151とそう変わりないのですが、
比率を45%→35%に落とし、
その分スライダーを25%→40%に増やしています。
より速く見せる工夫が奏功しているということでしょうか、
そのスライダーの被打率も.333→.200と改善しています。
そして田島投手。
「ピンチ中抑え」を見事コンプリート、
今季得点圏被打率が.100、
昨年までの谷元さんの役割をカバー。
2021年との比較では、
球種配分ストレート50→40%
スプリット20→30%、
そのスプリットが被打率.167と良い感じ。
ストレートも.273→.222と改善、
ただ怪我開けということで、
もう少し登板減らしたいところですが、
二軍の状況見るとね…
藤嶋投手早く上がってきてほしいですね。
しかしこの3人、
シーズン前の構想では、
正直一軍に顔出すかどうかの期待値だったと思います。
もちろん本来いるべき選手がいないというのもあるのですが、
今はもう少しこのまま頑張って欲しい所です、
期待してます!
DONQ☆SYKES