1984年3月の全米TOP100より

99 LUFTBALLONS/NENA

3/3 最高位2位

「歌詞に散りばめられた色々な99」

 

 

 

(英語版)

 

(2009年バージョン)

 

 

 

 

ドイツのポップロックバンド、

ボーカルのネーナ・ケルナーは1960年西ドイツ生まれ、

ネーナは本名ではなく、

小さい頃からの本人の愛称で意味は「ちいさな子」。

というか英語だとLITTLE GIRLということなので、

「ちっちゃくて可愛らしい子」という感じです。

 

 

1978年からバンド加入という形で音楽活動を始める。

1981年そのバンドは解散しますが、

1982年にそのバンドのドラマーと共に

西ベルリンでメンバーを集めネーナを結成、

ファーストシングルから大ヒット、

そしてこの「ロックバルーンは99」はセカンドシングルになります。

 

 

惜しくも1位には届きませんでしたが、

イギリスやカナダ、オーストラリアなど、

12か国で1位を獲得(日本は洋楽チャートの1位)

ビルボード1984年間28位

ドイツ語のポップスが世界的ヒットとなるのは、

ほとんど例のない快挙でした。

 

 

 

歌詞に散りばめられた「99」

「99の風船」「99の戦闘機」「99人の大臣」「99年の戦争」

そして「99の風船が敵と間違えられて戦争が起こった」、

最初聴いたときは御伽噺的なイメージでしたが、

実際は反戦ソング、

だからどこか吐き捨てるようなボーカルになってる?

確かにPVも戦争絡みと思われますね。

 

 

 

ポップな曲ですが、

途中リズムが倍になるところから、

一気に疾走する感じになってくところが、

熱量を感じられて好きでしたね。

 

 

 

その後バンドは1987に解散し、

ネーナさんはソロシンガーとして活動していましたが、

ヒット曲には恵まれず、

声優や司会者として売れていたそうです。

 

しかし2002年にこの曲の新バージョンを再録すると、

これが話題となり人気復活、

2005年にはドラマの主題歌で1位を獲得し、

現在も活動中だそうですよ。

 

 

 

しかし今聴いても、

何かワクワクする感に満ちてます。

イイ曲だな…

名曲認定♪

 

DONQ☆SYKES