2022年ドラゴンズ選手に一言 

5 阿部 寿樹(アベ トシキ) 内野手

 

 

1989年12月3日(33歳) 185cm/85kg(B型) 右投右打 岩手  

山目中-一関一高-明大-Honda 2015年(5位) 7年 

 

 

打率.270 133試合 548打席 486打数 131安打 

二塁打31 三塁打2 本塁打9 塁打数193 打点57 得点44 

三振105 四球49 死球4 犠打3 犠飛6 盗塁3 盗塁刺1 併殺打14 

出塁率.338 長打率.397 OPS.735 得点圏打率260. 失策6

 

 

 

 

 

 

 

 

大卒経由社会人からのプロ入り、

右打ちの大型内野手、

安定した守備力と左右に打ち分ける打撃が魅力、

内野をすべてこなせる汎用性も買われていました。

 

入団後はセカンドで起用されますが、

最初の3年間は20試合前後の出場に留まり、

1軍には定着できませんでした、

 

 

しかし4年目の2019年に開幕スタメン、

主に6.7番打者として活躍、

規定打席到達で打率.291はリーグ10位の好成績、

2020年もセカンドのレギュラーとして115試合に出場しました。

 

翌2021年は攻撃的2番打者として起用される構想でしたが、

打撃不振に故障もあり6月には登録抹消、

僅か66試合の出場に終わりました。

 

 

そして2022年はセカンドに高橋周平選手起用の構想があり、

レフトでのスタメンを争っていましたが、

その高橋選手が故障離脱し、

結局開幕セカンドスタメンとなりました。

 

3月は打率.132でしたが、

4/1に4打数2安打1本塁打、

4/7には4打数3安打の猛打賞など、

4月終了時には打率.297、本塁打も3本、

そして何より得点圏打率.421と勝負強さを見せ、

5番打者として定着しました。

 

 

 

5月も.295と好調持続、

一時4番での起用もありました。

夏場には調子を落としますが、

最終的にはシーズン通じて3.5番を打ち、

打率.270、本塁打9本の成績を残しました。

因みに手前味噌ですが、

昨年のこのブログでは以下の通り結んでます。

「気が付けば5番あたり打ってるかもしれませんよ。」

 

 

 

 

転機は7月、

コロナ感染で2週間ほど欠場し、

完治後にすぐ復帰しますが、

サードの石川選手高橋選手がともに欠場としており

ポジションはサード。

ところが高橋選手復帰後も

セカンドでの起用は8/12に、

福田選手が途中出場でサードに入ったときだけで、

全てサードでの起用となりました。

 

 

 

そして11月、

涌井投手とのトレード発表となりました。

確かにサード固定となれば、

周平さん石川さんと重なるわけで、

まあ「サードは3人も要らない」というところもあったのでしょう。

 

しかし打線が弱いのが課題のチームが、

クリーンアップの打者を出して先発投手を獲る。

うーん。

 

そもそもセカンド失格というほど守備力落ちたのかな、

守備の指標みても併殺が減ったくらいで、

試合数に対する捕殺刺殺の割合は昨年とあまり変わってない、

てことは守備範囲が極端に狭くなったというわけでもない。

ましてや周平さんをセカンドやショートで使うチームが、

守備力云々でこなせるポジションから外すのか…

整合性が…

 

トレードの損得は結果が出ないとわからない。

涌井さん20先発で7-8勝してくれたら寧ろ得。

でもなぁ…

 

 

結果的にWINWINになることそれだけを願います。

阿部さん今までありがとう。

 

 

DONQ☆SYKES