2020年ドラゴンズ選手に一言 

16 又吉 克樹(マタヨシ カツキ)投手

 

 

 

1990年11月4日(30歳) 181cm/74kg(A型) 右投右打 沖縄 

浦添中-西原高-環太平洋大-四国ILplus・香川 2013年(2位) 7年 

26試合 完投0 当初0 完封0 無四球0 4勝0敗 

セーブ0 ホールド7  HP11 勝率1.000 

投球回26 打数93 被安打22 被本塁打2 与四球8 

与死球1 奪三振18 暴投0 ボーク0 

失点8 自責点8 防御率2.77  

 

(ウエスタン)

6試合 完投0 当初0 完封0 無四球0 1勝0敗 

セーブ0 勝率1.000 

投球回5 1/3  打21 被安打6 被本塁打0 

与四球3 与死球0  奪三6 暴投0 ボーク0 

失点0 自責点0 防御率0.00

 

 

 

 

 

 

 

大学経由社会人出7年目のサイドスロー右腕。

リリーフとしてルーキーイヤーの2014年から67試合24ホールドを挙げる、

その後は試合数63,62,50、ホールド30,16,21と勝ちパターンリリーフとして活躍。

しかし2018年には防御率6.53と打ち込まれ、

以後勝ちパターンからは外れています。

 

今季も26試合と少ない登板数でしたが、

防御率は久しぶりに2点台に復活しました。

これは何が起きたかと言うと、

まず四死球率が改善(3.86→2.77)、

そしてこのヒトの課題と言われる対左打者の被打率が.247→.167と改善。

ただ被打率被出塁率被長打率得点圏被打率あたりは昨年とほぼ同じなので、

逆に言うと対右打者が.195→.281とかなり悪化してしまいました。

 

これは球種配分を大きく変えたためと思われます。

何しろストレートが55%→30%とほぼ半減、

その分殆ど投げていなかったシュートとカーブを15%づつ、

スライダーも35%→40%と増えました。

 

その結果、防御率4.06→2.77ですから、

このモデルチェンジは成功と言えるでしょう。

しかしこの防御率で被打率が.237、得点圏が.207なら

もう勝ちパターンに入れると思いますが、

それがそうじゃないのがこのヒトらしいというか…

 

リードした状況でランナーなしでの被打率がなんと.444、

要はリードしたケースでの登板では、

だいたい先頭打者を出してしまうということです。

これだと先発も難しいということになりますからね…

まあ慎重になりすぎてカウント悪くして…

というパターンなのでしょうね。

 

でもそこさえ改善されたら、故障もないし、

質の高いリリーフ右腕となりますね。

来季は大福丸以外にもう一つ勝ちパターンをということですから、

当然このヒトは候補ですね、

結構重要な役回りというか、

今では大福丸欠けると一気に層が薄くなりますから、

このヒトは結構責任重大ですよ、

広報の仕事も(笑)大切ですが。

 

力任せは脱却した、

来季は精度をあげて、

勝ちパターンへカムバックです、

期待してます!

 

DONQ☆SYKES