2019年ドラゴンズ選手に一言
3 高橋 周平(タカハシ シュウヘイ) 内野手
1994年1月18日(26歳) 180cm/85kg(O型) 右投左打 神奈川
湘南ボーイズ-東海大甲府高 2011年(1位) 8年
117試合 471打席 430打数 50得点 126安打 二塁打28 三塁打5 本塁打7
塁打数185 打点59 三振70 四死球42 犠打5 犠飛1 盗塁3 盗塁刺4 併殺打10 失策8
打率.293 長打率.430 出塁率.345 OPS.776
タイトル:(ベ)19 (ゴ)19
高卒、3球団競合のドラ1、左打ちの内野手。
高校通算本塁打は71本。
高校とプロ入り当初は遊撃手でしたが、
その後は三塁手がメイン。
2018年に二塁手で起用され初の規定打席到達。
今季は福田との三塁争いを経て開幕スタメン。
途中ケガによる欠場があったものの、
キャリアハイの打率.293はリーグ8位。
ゴールデングラブとベストナインを獲得、
飛躍の一年になりました。
2018年と2019年の比較では、
打率が上がり本塁打と打点が減るという状況。
大きかったのは7月の一塁帰塁時の指の怪我で、
手術か保存療法か迷った末の手術回避、
その分早く復帰できたのは良かったのですが、
怪我する前までは6本塁打48打点、
それが復帰後は僅か1本塁打11打点。
出場試合数の比率は82:35ですから減るのは当然なのですが、
打点だけ見ても4分の1ですからね…。
数年前、三塁でレギュラーを獲れそうだった前半戦で
手首の死球で離脱、この時も影響大きく、
復帰後はいわゆる「当てる打撃」になり、
打球方向はレフトに、そしてインコースが打てなくなりました。
実際2018→2019についても左:右方向の比率は148%→185%と増えています。
しかしこれは逆に考えれば怪我が完治していれば、
長打についても2018年並のレベルは期待できたということ、
また対インコースの打率自体は向上したので、
来季はまずこの怪我が完治しているかどうかが大きなポイントになりそうです。
球種別の打率はストレートとチェンジアップに対して大きく改善されていて、
この結果からは、昨年まではインコースのストレートには力負け、
また緩急での攻めに弱いところがあったのですが、
これを克服していることがわかります。
こうなるとあとは対左投手のときに極端に落ちる打率が問題で、
ここさえ改善すれば、来季は3割も十分期待できそうです。
三塁守備は元々評価高く、
正直現状セリーグのレギュラーサードでは1番でしょう。
ゴールデングラブは当然の受賞でしょう。
ただベストナインについては他候補の票が割れたことも味方したと思われます。
来季は「文句なし」での選出を!
期待してます!
DONQ☆SYKES