マイルームの背景に使っている絵(ラ ランス)は、居間に掛けてある笹倉鉄平のリトグラフ231/285をデジカメで写したもの。

 ランスはパリから2時間ほどの都市らしいが、まだ行ったことがない。パリは3度ほど訪れているけど、その時はこの絵のことを知らなかった。

 絵との出会いは、5,6年前の夏。旧軽銀座から少し入ったところの小さな画廊にふらりと立ち寄った時、ひっそりと置かれていたのを見て一目惚れしちゃった。  抑えた色彩の街並みと印象派風の水面に浮かぶシングル&ダブルスカル。

 サイズは20号だけど額を含めると横幅が約1mで、居間に掛けるにはちょっと大きい。DonPapaのFavorite Things (好きなもの)-Living La Rance

価格もPapaの小遣いでは躊躇するレベルだったけれど、その場で衝動買いしてしまった作品。

 でも、いまだに飽きが来ないし、他の絵に代える気もないから買って良かったな。

 Papaの好きな画家は、モネ、ユトリロ、コロー、ルノアール。

まさに印象派一色だね。 パリを訪問したときはセーヌ川沿いのオルセーに寄るのが楽しみ。






 いつもの年だと、春スキーか付き合いゴルフか新緑の中をサイクリングしているのに、今年は家で過ごしている。と言うのも、昨年暮れの白馬八方尾根でのスキー初滑りで、膝の十字靭帯損傷という怪我をしてしまったから・・(ノДT)

 正月からひと月がギブス&松葉杖、2、3月はサポーター装着で、今だに整形外科病院へリハビリ治療で通っている。 歩くには不便はないけれど、5km以上の歩行はまだドクターストップ。 今、無理すると来シーズンのスキーが困難だって!

 仕方ないから、家の庭木の手入れとか、オーディオで音楽を聞いたり、HCでビデオを見たり、徒然に本を読んだり、の~んびり休暇を過ごしてる。

 ま、これも中々いいかなー、高速道路は50Kmの大渋滞だしね。


 昨夜、友人3人と赤坂の寿司屋で呑んでいた。
 ピカピカの黒い高級車が停まっている裏通り、一見さんお断りの高級料亭が並ぶ隙間に、目立たない階段が地下へ伸びている。そこを降りるとビジネスマン向けの穴場の寿司屋。 割と寿司のネタが良くて、ゆうべはいい「きびなご」が入ったとオヤジさんが銀色の美しい刺身にして出してくれた。
 酢味噌で食べながら黒霧島のロックを呑んで、とってもいい気分。 最後に牡丹海老とアワビととろけるような穴子の握りを食べて、久しぶりに美味かった~(^-^)
 10時頃店を出てBzタワーの前から見附までブラブラして帰ったけれど、ちょうどその頃、剛は近くの居酒屋で呑んでいたようだ。
 TBS界隈は呑み屋で芸能人を見かけるのはさほど珍しくない。
お客はチラッとみて、直ぐに自分たち仲間の話に戻るから、彼(彼女)らも新宿や池袋あたりで飲むより気楽なんだろう。 

 以前、あじさいと言う小料理屋で、直ぐそばに名取裕子が座っていて、ちょっと驚いた。手を伸ばせば届く距離で、和服で寛ぎながら料理をつついて談笑していた。
 それにしても剛は呑んだとは言え、ハメを外しすぎたね。
ミッドタウン近くに住んでいることは知らなかったが、あの公園で裸になるとは・・

今日、BDレコーダーに録っておいた仲道郁代のシヨパン、「英雄」ポロネーズを聴いた(見た?)
彼女の弾くショパンは特別だ。
主題に入る前の抑えた序奏から、主題に入った瞬間の歓喜!!
なんだか涙ぐむほど心が震えてしまった。
ショパンはPapaの好きな作曲家の一人で、ノクターンの零れるような宝石の音の粒。
夜想曲嬰ハ短調、幻想即興曲を仲道は涙しながら弾く。
美しい音楽を聴きながら春の宵を過ごすのは格別だなぁ。
6月にまたサントリーホールに出掛ける。
歩いて15分ほどだからもっと頻繁に行きたいが、どうも仕事のスケジュールと聴きたい曲・演奏家が合わない。

 今日の暖かな日差しに包まれて、小さな庭の隅にある青い陶器鉢に植えられた藤が一斉に咲いた。
花に近づくとかなり強い香りに包まれて、まるですらりとした女性が香水を纏って通り過ぎたように、身体の中に心をときめかせる何かを残した。DonPapaのFavorite Things (好きなもの)-Fuji no Hana
 花は姿も大事だけれど、香りは心・記憶に残ると言う点で、姿以上に大切なようだ。


 春の初めの沈丁花。梅。藤にバラ・・そう、蜜柑の花の爽やかな香りがPapaの好きなもののひとつ。
 秋の金木犀ほど強くなく、花も香りも控えめでいながら忘れられない。
 蜜柑の花のような女性がいいな。