「はい、今日もやってまいりました!」
「どーもー」
「今日は何がありましたかねぇ」
「知ってますか? 『世界のナベアツが落語家転向を発表』だそうですよ」
「あー、見ましたね、それ。ジャリズムはどーするんですかね」
「解散みたいですよ。山下さんは『オモロー山下に改名』だそうです」
「ほー、じゃあまたジャリズム解散になるんですねぇ。世界のナベアツとして再ブレイク果たして、それから結局10年続かず・・・だったんですね」
「どちらも頑張ってもらいたいものですね」
「ナベアツは、しかも三枝さんに弟子入りしたのに、得意の“サン!”ネタを三枝の三にはかけることが出来ず、早くも落語家としてのアドリブ力を突っ込まれていましたね」
「まぁ、そういうのもこれからという訳でね」

「あっ、そーいやジョニー・デップが来日したらしいですよ今日」
「ふ~ん」
「あまり興味なし・・・・か」

「野球の話題でもしますか。今日はオープン戦で巨人・沢村が好投。4回1安打の鮮烈デビューを飾ったそうです」
「スゴイ!早くも佑ちゃん越えじゃない。巨人も今年のオフは話題を日ハムにとられてるからね、こういう話題は嬉しいだろうね」
「いやぁ、ホントにね。今年の新人で一番の期待選手に急上昇したんじゃないですかね?」
「でもまだ佑ちゃんフィーバーだろうね。まだまだ初対戦とかの盛り上がりは沢村よりドラマ性があるし」
「そうですね。ただ後半になったら立場が変わってる可能性も大・・・」
「逆もまたあるしね。実は佑ちゃん30勝とかしちゃって、ダルビッシュなんか目じゃないぐらいの大車輪の活躍してね。防御率も0点台で推移してさ。実際、とんでもない選手なんだって半信半疑だった人たちも気付くみたいな、ね」
「あー、その展開はプロ野球盛り上がりそうですね。パリーグは特にいいピッチャーが揃ってるから、その中で抜け出してきたら大したもんですよ」
「そうやってセリーグをまた下にみて。セリーグにもいっぱいいますよ。マエケンだとか、マエケンだとか・・・マエケンだとか・・・」
「1人しかいねーじゃねか!」
「そんなことない。内海だっているし、浅尾とか中日は投手王国なわけだし・・・」
「あれ? セリーグあんまり知らないの?」
「ちょっと選手名鑑買ってくるわ。選手一人一人をとことん調べ上げ、趣味とかも全部調べてくる」
「お、おい! あららホントに行っちゃったよ。じゃあ一人になってしまったので今日はこの辺で」