「さあ、今日も元気よくやっていきましょう!」
「おぉ、始まりから元気イイですね~」
「まぁ、2月も終わりですしね。今年も1/6が早くも終了してしまいましたよ」
「あんまりそこで区切らないけど、そうですね。2月の終わり、さっそく今日の話題を」

「今日はね、アカデミーが発表になりましたね」
「『英国王のスピーチ』が4部門受賞で話題になってますね」
「見ましたか? 『英国王のスピーチ』は?」
「いや、内容も全然知りませんが・・・」
「あれですよ、イギリスのね。王がぁ。あのー・・・みんなの前で・・・」
「ちょっと待って。そんなんだったら俺でも言えるから。そんなタイトルだけで言うの止めて」
「だって、本当にそうなんだから」
「いやさぁ、・・・じゃあ誰? その王って?」
「誰って言われても、説明しづらいな。たぶん言っても分かんないし」
「えぇっ!? そんな誰かも分からん奴の話で映画作れる?」
「違う、違う、お前には分からないってこと。今年の最優秀作品の内容も知らんような奴には、説明しても無理だって」
「いーよ、言って。俺は適当に流すかも知れないけど、気になるじゃん」
「それは何? 読んでる人がってこと? そんなメタ展開に持っていくんじゃないよ。二人喋り設定でやろうよ」
「おぉ、そうだったな、ゴメンゴメン」
「そんなアナタには日本アカデミー賞ばりに『悪人』の称号をあげましょう」
「なんで? そんな『最優秀主演男優賞は・・・・・・悪人の○○さんです!』みたいな悪口いらないって!」
「受け取り方で、そっちからボケになってる!」
「・・・分かりづらかったからね」

「あとは・・・草食系男子今年も1位は草彅剛という話題かな」
「3年連続だってね。それよりも気になるのは『クリーミー男子』という新ジャンルね。ゲゲゲでお馴染みの向井くんが受賞だってさ」
「なになに・・・クリーミー男子とは『外見が甘く、女性のがんばりを認めてくれ、時には厳しいこともいってくれる男性』。・・・・・・ふ~ん」
「あんまり興味なさそうだね」
「なんか勝手にジャンルがどんどん増えていく傾向は良くないよね。草彅が毎年とるからって、向井くんに獲らせたい賞を作ってみたって感じに見えちゃう」
「たしかにね。クリーミー賞なんて出来ると何でもありになってくるよね? 誰かに賞を獲らせるために作れるもんね、この流れは」
「『味の素男子』とか、『カプサイシン男子』とかね。何でもありだ。バーリ・トゥードだわ」
「『味の素男子』って便利そうな奴だな。誰とでも上手く合わせちゃうみたいな、ね」
「『カプサイシン男子』こと『カプ男』は、常に興奮させてくれそーだね。熱く熱く! 松岡修造じゃね!?」
「確かにwww。 しかし何故に略す?」
「このシリーズ、面白いかもね。『誰だったら○○男子』みたいな感じで作ってみよーか? お題ちょーだい」
「いきなりだな。じゃあ、菅直人!」
「なんで首相なんだよww とりあえずそうだな、やっぱ『かいわれ男子』じゃねーか?」
「古い話題持ってくるね~。みんな忘れてるってもう。次は・・・じゃあ、恵那司!」
「あいつはアレだ・・・『ちゃんこ男子』。普通すぎるか・・・。相撲ネタは今日もやらねーからな。随分引っ張るな」
「分かったよ、じゃあ最後。阪神の金本!」
「なんで全部俳優じゃねーんだよ! 金本は『キムチ男子』だろ」
「・・・・・・それ理由聞かないわ。野球は結構『キムチ男子』多いんじゃねーか、しかも」
「掘るな!掘るな! 掘り下げるなって! 今日はおしまい!」
「駆け足で下がりまーす! ありがとうございました~」