hideさんの音楽日記 -4ページ目

大塚MEETSでのライブを終えて

ソロアーティストさんが集まるライブということで、みんなギターとかでの弾き語りを予想してたんです。その中で目立つためにはどうしたら良いか。考えた末、WurlitzerとHammondを二段に重ね、さらに歌うという方法をとれば、いけるのではないかと。
正直シンセで十分な気もしましたが、自分ソロでのライブハウスは初めてだったので、完全ガチ体制で臨みました。来てくれた友人、ほんとうにありがとう(^ε^)
ただ、いざリハをやるとみんなオケを流して踊りながら歌う人ばかりで、若干浮きました。というかこのようなローカルな場所でのアイドル的ライブを初めて目の当たりにして、いろいろとショックを受けました。

まず、学んだことなんですが、こういったWurlitzerやHammondを自力で運搬するのは、費用対効果的に考えて割に合いません!!というのもやはり重たいので、予想もしなかったことが結構おこりました。まず家でWurlitzerの足を外すべく、持ち上げたりしてこれがけっこう大変。次に、自分は車をもっていないので、タクシーに楽器を乗せるんですが、家族に運ぶのを手伝ってもらって、しかも運転手にも少し待ってもらってで、迷惑をかけてしまうんです。さらにライブハウスについたらスタッフに電話して、楽器を一緒に運んでもらうんですが、そのときちょうど受け付けの女性のオーナーさんしかいなくて、結局階段とかもあって汗だくにさせてしまいました。またHammondもいっぺんには運べないので、往復して運ぶためタクシーに五分ぐらい待っててもらわなければなりません。このように迷惑をかけている感があって、自分の気持ち的にもテンションが下がってきてしまいました。そしてまわりの出演者がオケで次々とリハを終えて行く中、自分のリハだけPAさんと一緒にWurlitzerを組み立て、Hammondをセットしたりしてこれまた時間がかかります。まぁリハの持ち時間とかは大丈夫だったので問題ないのですが、なぜか、自分何やってるんだろ、みたいな感覚にそのときおそわれました。そしていざライブが終わり、いろんな人にWurltzerの感想を聴いてみたのですが、なにげに低音が割れていた、音の輪郭がぼやけていた、などの音作りに関する貴重なご意見を頂きました。音出しのときにしっかりしたチェックを怠ったことがよくなかったと思います。もちろん、アナログならではのいい音がでてましたという意見も頂きました。やはりアナログ楽器だからこそ音作りに力を入れないと真の良さが伝わらないようでした。以上のようなことをふまえて、それでもWurlitzer、Hammondにこだわるのか、それともKorgやRolandのシンセで代用するのか考えたとき、ほとんどの人はシンセを選ぶのだろうなぁと思います。
初めて気付きました。テレビで見る演奏、それから著名人のライブでも、ほとんど鍵盤はシンセで、エレピの音を使うのでもどうしてRhodesをもってこないのかなぁとよく思っていましたが。Wurlitzerを現場に持って行くのにこんなにも多くの障害があるなんて想像できませんでした。こんな大変ならシンセでいいやってなるのも無理ないです!正直ばかばかしいんです。

そう思うと、鍵盤でもアナログの楽器を使うバンド、例えばスガシカオ(&The Family Sugar)などはものすごく楽器や音にこだわりを持っていることがわかります。あのようなプロの方々は自分でその楽器を運ぶことはないでしょうが、搬送にかかる費用がその分かさむと思います。以前雑誌かなんかのインタビューにもあったんですが、アナログ楽器は動かすたびに調律が狂うので、常に調律師と供にツアーを回って、搬送先で調律をするそうです。それでFamily Sugarの森俊之さんが、アナログ楽器を使うと調律などお金がかかるけれども、それでもいいかとスガシカオにきいたところ、それでもいいからアナログ楽器を使ってくれということでした。スガシカオはギターを普段使うので、鍵盤の音に対してはそこまでシビアではないと思うのですが、それでも鍵盤楽器一つの音にもこだわっている。ほんとにばかげてると思います。
自分はこれを見習い、これからもガンガンWurlitzer、Hammondをライブで使って行こうと思います!!


それから次にショックだったのは、他の出演者のパフォーマンスでした。今までに見たことのない、萌え要素のあるアイドルたちの歌とダンス。なぜオケなのか。でもぐっと引き寄せられた人が確かにいます。新しい音楽って、実はこんなローカルなライブハウスとかで生まれていくのだなと思いました。人を惹き付けるパフォーマンスをする人を考えると、そのライブに物語、ストーリーがあることに気付きました。ただ歌って終わるのではもう到底古いということを再確認しました。彼女らに比べると、自分は圧倒的にパフォーマンス力に欠けました。

イベンターの方に気に入って頂けたのか、ライブハウスのレギュラー出演を依頼されたので、次回やるときはパフォーマンスを増やし、エンターテインメント性を出していければと計画中ですアップ