先月、母が亡くなりました。
父が亡くなって、1年と3ヶ月。
嚥下性肺炎で急に具合が悪くなりました。
早かったです。寂しくなりました。
生前、父はいつも母のことを
「おーい!」と呼んでいました。
「おーい 早くこい!」とあの世からよんだのかな?
かたづけをやっています。
家の名義変更のために
両親の戸籍も取り寄せました。
母は幼いときに実の母親が亡くなって
祖父母や継母に育てられ
姉(私からみたら伯母)が一人。
戸籍を見てみると、実は、母の母(私の実の祖母)は祖父の二度目の妻で
最初の妻や何人かの兄弟も幼いときに亡くなっていたようです。
私が祖母と思っていた人は祖父の三番目の妻でした。
一時期一緒に暮らしていた祖父は
とても穏やかで物静かな人。
詳しい話は、祖父からも母からも
聞かずじまいでした。
父が亡くなってから、ご縁があったお寺に母も納骨予定です。
戸籍によると、母は納骨予定のそのお寺の近くで生まれたことが
わかりました。
同じ市内とはいえ、今まで母が住んでいたと聞いていたなじみのある
場所とは違いますので、その町とお寺にご縁があったのだとしみじみ
感じました。
母とは、なにかと考え方が違い、つらい思いもしましたが
子どもをちゃんと育てなければいけないと必死だったのでしょうか。
生み育ててもらったことに感謝しています。
孫をかわいがり、晩年は幸せだったと思います。
父も先に見送り、人生が無事に終わり、
今は、ほっとしているのではないでしょうか。