昨日は久しぶりに夜更かししてしまった。理由は、ゲイバーでついつい飲みすぎたせい。大阪の夜の街の雰囲気に流されて、美味しいカクテルと楽しい会話に時間を忘れてしまった。気づけば深夜を軽く超えていて、帰ってベッドに倒れ込むように寝た。今日はそのツケが回ってきたのか、朝はかなりゆっくり起床。アロフト堂島での滞在は、さすがマリオット系列、期待を裏切らない快適さだった。ベッドのフカフカな掛け布団と、ちょうどいい硬さのマットレスが、疲れた体をしっかり癒してくれる。部屋はシンプルだけどモダンで、窓から見える大阪の街並みが朝の光に映えて、なんだか少し新鮮な気分になった。

シャワーを浴びてスッキリしてから、朝食会場へ向かう。ゲストは国際色豊かで、ヨーロッパ系やアジア系、アメリカ系の人たちが朝食を楽しみながら談笑している。スタッフもほぼ外国人で、英語と少しカタコトの日本語が飛び交う中、インターナショナルなホテルの雰囲気を満喫。3万円の部屋だけど、200ドルと思うと、なんだか妙にお得に感じる。ドル換算のマジックには毎回やられるな。

朝食は正直、期待値低めだった。以前泊まったモクシーの朝食がカジュアルな感じだったから、同じくらいかなと思っていたけど、いい意味で裏切られた。ビュッフェの品数が豊富で、和食コーナーには焼き魚や味噌汁、洋食コーナーにはスクランブルエッグやソーセージ、サラダバーには新鮮な野菜がずらり。フルーツもマンゴーやパイナップルまであって、朝からテンションが上がった。モクシーの朝食も嫌いじゃないけど、アロフトの方が明らかに豪華だし、部屋もなんとなく広く感じる。やっぱりアロフトの方がワンランク上なのかな、なんてコーヒーを飲みながらぼんやり考えた。

チェックアウト後は、空港近くのレンタカー屋へ。今回は両親の介護と病院送迎のために車を借りた。ハイブリッド車の操作に少し戸惑いながらも、ナビをセットして枚方のニトリモールへ向かう。ニトリモール、ほんとすごい。イオンモールも大きいけど、ニトリモールはスケールが違う。家具のニトリはもちろん、食品売り場、アパレル、雑貨、飲食店と、幅広い業種の大型店舗がずらりと並んでいて、まるで巨大なテーマパークみたい。初めて来たけど、あまりの広さに圧倒された。

時間もなかったので、GUでサクッと買い物を済ませる。オンラインで注文しておいたシャツ、1,500円の激安品をピックアップ。パートナーのズボンも、予備の2着目として注文していたものを一緒に受け取った。パートナーにはまだ渡していないけど、きっと喜んでくれるはず。ノルウェーに住んでいた頃は、H&Mのセール品を漁るのが精一杯だったけど、GUのコスパはそれを軽く超える。日本に帰ってきて、こういう安くて質のいいお店があることに改めて感謝。

その後、両親に「今日帰るよ」と電話を入れて実家へ。実家に着く前に、コンビニで自分の晩御飯と翌朝の朝食を調達。今回はオムライスと、翌日用のハムサンドイッチを買った。母は要介護の状態で、もう他人のために料理をする余裕はない。昔は母の手料理が食卓に並ぶのが当たり前だったけど、今はそんな日々も遠い思い出。いつも実家に帰ると、私がキッチンに立って両親と自分の分を何か作って一緒に食べるようにしている。でも、今日はゲイバーでの夜更かしと移動で遅くなってしまったから、自分の分だけ買って済ませることにした。両親が何を食べたいのか、何か作っているのか、いつも読めないから、勝手に買い物して持って行くのも難しい。結局、コンビニ飯で済ませるのが無難なんだよね。

実家に着いてからは、両親と軽く挨拶を交わしたけど、会話らしい会話はほとんどなし。父はテレビに夢中だし、母は少し疲れた様子でソファに座っている。介護のこともあって、みんなそれぞれのペースで過ごしている感じ。特別なイベントはないけど、実家に帰ると、なんだかんだでホッとする瞬間もある。昨日の飲みすぎと今日の移動で少し疲れたから、今日は早めに寝て、明日からはまたシャキッと動こうと思う。大阪のホテルステイ、ニトリモールでの買い物、そして実家での静かな時間。なんだかんだで、濃い一日だった。