今日は頭の中がぐるぐるしてて、少し疲れを感じながらこの日記を書いている。外では春らしい風が吹いていて、窓を開けたらカーテンがふわっと揺れた。その風を見ながら、「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉が頭に浮かんだ。このことわざ、昔の人がユーモアと知恵で編み出したんだろうな。風が吹いて砂ぼこりが目に入り、目をこすって盲目になる人が増え、三味線を弾く人が増えて、その弦のために猫の皮が必要になり、猫が減ってネズミが増え、ネズミが桶をかじるから桶屋が儲かるっていう、なんとも壮大な因果の連鎖だ。現実にはそんな極端な話じゃないだろうけど、小さな出来事が遠くで意外な結果を生むっていう発想が面白い。バタフライ効果みたいだ。蝶の羽ばたきが遠くで嵐を起こすなんて詩的だけど、実際の生活でも似たような連鎖ってあるのかもしれないね。
仕事は今日も慌ただしかった。上司から「トランプ関税の影響を予算に盛り込んでくれ」と指示が来た。アメリカの政策がまた動き出してるみたいで、それがこっちの数字にも響いてくるらしい。ただ、具体的なデータがまだ揃ってないから、正直「エイヤ!」って勢いで仮の数字を当て込むしかない。こういう曖昧な状況での判断って、着任早々に難易度の高い課題を突きつけられた気分だ。まだ部署に慣れてないし、関税の影響がどれくらいの規模で、どの分野にどう波及するのか、頭の中で何度もシミュレーションしてみるけど、情報不足で結論が出せない。とりあえず叩き台を作って、後で調整するしかないかな。完璧を求めすぎると進めないし、柔軟にやるしかないよね。
夕方、別部署の同僚と立ち話をしたら、「目が赤いよ、大丈夫?」って言われた。確かに朝からずっとパソコンとにらめっこだったから、目が疲れてるのは自覚してる。ブルーライトカットのメガネは使ってないから、なおさら目の負担が大きいのかも。画面の見過ぎでドライアイ気味になってるのかもしれないな。最近、目の疲れが溜まってるし、肩こりもひどいから、仕事のペース配分を考えないと体がもたないなって反省した。今日はもう頭が回らないし、続きは明日に持ち越して帰ることにした。帰り道、風がまた強くなってて、少し肌寒かったけど、頭を冷やすにはちょうどいい。
家に着いたら、パートナーが晩御飯を作ってくれてた。いい匂いが漂ってきて、それだけで疲れがちょっと和らいだ気がする。外では風が木々をざわざわ揺らしてて、窓の外を見ながら「風が吹けば桶屋が儲かる」なんてまた考えてしまった。私の疲れがどこかで誰かの利益につながるなんてことはないだろうけど、そんな想像をしながらご飯を食べるのも悪くない。パートナーに感謝しつつ、今日はゆっくり食べて、お風呂に入って目を休めようと思う。明日はもう少し頭を整理して、関税の件も冷静に進められるといいな。まずはリセットだ。おやすみ。