今日はパートナーがずっと行ってみたいと言っていた高輪ゲートウェイへ出かけた。街開きをしたと聞いてから時間が経っているし、新しい駅周辺がどんな風になっているのか楽しみにしていたけれど、行ってみるとまだまだ建設途中の場所が目立った。駅自体はモダンで未来的な雰囲気があるものの、工事のフェンスやクレーンの音が響いていて、なんだか落ち着かない気分になった。

せっかく来たからと、早めにオープンしていたブルーボトルコーヒーに立ち寄ってみたけど、そこにはすごい人だかりができていてびっくり。並ぶのも億劫で、結局外から眺めるだけに終わった。その後、駅の中のスターバックスにも行ってみたけれど、こちらも満席で席を見つけるどころか注文すら難しそう。パートナーと「これじゃゆっくりできないね」と笑い合って、早々に近所に戻ることにした。



帰りがてら、近所のサウナで疲れを癒そうかと話していたら、そこにもびっくりするような行列が。東京って本当にどこもかしこも人が多いんだなと、改めて感じてしまった。ふと、人が少なくて静かだったノルウェーのことを思い出した。あのゆったりとした時間や自然に囲まれた穏やかな日々が恋しくて、少しセンチメンタルな気分に浸ってしまった。

結局、家に帰って落ち着くことにした。私はキッチンに立って、お好み焼きを作ることにしたんだ。冷蔵庫にあったキャベツをたっぷり使って、豚肉とエビも入れて、ボリューム満点の一枚に。焼き上がったお好み焼きにソースとマヨネーズをかけ、青のりをパラパラっと振って完成。パートナーが一口食べて、「美味しい!」って笑顔で言ってくれた。どんなお好み焼きを作ってもさすが本場大阪の味、と褒めてくれるパートナーに言ってもらえるのは、作った甲斐があるなぁと嬉しくなる。ビールを片手に二人でテレビを見ながら食べていると、外の喧騒が嘘みたいな穏やかな時間が流れた。

サウナにも入れなかったし、今日はなんだか疲れたから、ゆっくりお風呂に入ってリフレッシュすることにした。お湯に浸かりながら、高輪ゲートウェイの未来的な雰囲気や、東京の人の多さ、そしてノルウェーの静けさを思い返した。いろんな場所が頭をよぎるけど、やっぱり家でこうやって落ち着けるのが一番だ。明日のために体を休めて、また慌ただしい東京の日常に備えようと思う。