ブログにお立ち寄りいただき,

ありがとうございます。

本日は夏休みの宿題

「小学校低学年の作文」編を

お届けします。

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気が付いたら前回ブログ更新から

めっちゃ時間が経ってました。

 

 

 

時の流れは早いですね。(遠い目)

 

 

さてさて。

 

 

もうすぐ来る…

夏休み。

 

 

今、中3長女ロップイヤー

夏休みの宿題が一部

出たようで、

青い顔をして

うんうんうなっています。

 

 

ロップイヤー「夏休みの宿題

やんなきゃあ」

 

 

この場合、長女の

「夏休みの宿題」は

多分

「工作か自由研究」のことを

さすんだと思うんだけど

(もちろん、ほかにもあります!

でも、それは本人には見えていないらしい)

義務教育の最終学年になってやっと

宿題をこなすことに

目覚めたようです。

 

 

 

 

この長女、

小学校低学年の時から

字を書くのが嫌で

作文、読書感想文は

避けて通っていた子でした。

 

えー「本音を言うと

作文の宿題は

小学校低学年だと

親の作文になってしまうかなあ、

と思うんだけど

 

それでも

昔から変わらず

宿題として出てるんだよね」

 

 

 

この悪習慣、

いい加減やめていただきたいものですが

それでも

課題として提出されれば

出さないといけないのが

小学生のつらいところ。

 

 

小学校低学年の

子どもたちには

作文のハードルは高すぎるので

保護者が子どもさんに

ちょっと

魔法をかける必要があると思います。

 

 

簡単にできて

親も子どもも

負担にならない

作文の仕上げ方です。

 

 

長いので、何日かに分けて

取組んでもいいかと思います。

 

 

魔法のかけ方>>

 

①子どもがお話をし

大人がそれを

原稿用紙に下書きします。

PCで書いていくときは

原稿用紙の字数、行数になるように

調整してください。

 

 

②子どもが話す話を

聞き取っていきます。

この時、子どもの話が

あちこち飛びますので

時々整理しながら

聞いていきます。

相槌を打って、

聞いているサインを

子どもさんに伝えてください。

子どもに圧力をかけないことが

大事です。

圧力をかけてしまうと

子どもの脳は委縮し

持っている力の何分の一しか

出せません。

 

 

③話の途中で

「そうか、じゃ、次は?」

「うんうん、そうだったね」

という言葉を挟みつつ

子どもの言葉を拾って

文を作成していきます。

場合によっては

多少言葉を補う必要があるかもしれません。

 

この時

一文の長さが

30字くらいまでに収まるように

文の長さも調整してください。

長すぎる文は

子ども自身が理解できないです。

長くなりそうなときは

短い2文に分割し、

接続詞を使って

つなげていきます。

 

この時も、必ず

子どもに確認を取りながらにしてください。

子どもの持っているイメージをそのまま

大事にした文にしてください。

そうでないと、子どもの持っている

言葉群から離れてしまいます。

そうしたら、それは子どもの作品ではないことに

なってしまいます。

 

 

 

④使う接続詞は

基本、普段から子どもがよく

使うものがベストですが

小学校低学年では

使える接続詞の種類が

限られていることが多いです。

なので、同じ意味で使う別の接続詞を

大人の側が

子どもに複数つたえて

そこから選ばせていくと

文章の広がりが期待できます。

これは、子どもの話を

聞いているときに

確認しながら

やるのがベストですが

最期まで作文を作ってしまってから

あとから入れるのもいいです。

 

 

この時、子どもに提示する接続詞は

普段はあまり使わないけれど

子ども自身が聞いたことがある接続詞を

使うようにしてください。

 

 

そうやって規定枚数内に

収まるように

ちょっと修正をかけながら

仕上げていきます。

 

 

⑤最期まで下書きが書けたら

親が音読し、(ここ大事)

子どもに聞いてもらって

細かい修正を入れていきます。

この地点で規定枚数内に

収まっていることを

確認します。

 

 

⑥ここまで来たら

子どもに渡し

下書きを清書してもらいます。

 

 

⑦誤字脱字がないこと

タイトル、名前が書いてあること

などを確認します。

これで完成です。

 

⑧親も子どもも

一つだけ、ご褒美のおやつを

食べましょう!

 

 

ロップイヤー「なんかさあ、

これって、親が

宿題を手伝うことにならないの?」

 

てへぺろ「めっちゃ手伝っているよねえ。

でも

作文の宿題を子ども一人でやると

子ども一人でやると

内容がない、

やっつけ仕事の文章になるし

ものを書くことが嫌いになるんだよね。

 

ついでに勉強も

嫌いになるし。

それを防ぐためなら

いいんじゃないかな、と

思うんだよね。

 

子どもの文に大人の添削が入ったものって

子どもの文の

みずみずしさがないと思うんだよね。

それはつまらないじゃん。」

 

 

ハリネズミ「次女イモミです。

こうやると

親が作文したことにならないの?」

 

 

てへぺろ「これは子どもの文を

親子で修正しながら

書いていく作業なんだよね。

子どもの文を拾いながら

子どもの目の前で

添削していく感じかなあ。

小学校低学年の段階では

言葉が成長していない子も

沢山いるし

言葉の蓄積ができてない子もいる。

あと、気持ちのポイントが

自分で意識できない子もいるから

多少、そこは手伝ってあげないと

子どもの力がつぶれちゃうと思うんだよね。」

 

 

 

ハリネズミ「こんな風に言っていますが

ホントは

かーちゃん、こんなに丁寧に

言葉を拾ってくれないんです」

 

ロップイヤー「それに、清書は自分でして!

っていうんです!

手伝いしてくれるなら

そこまでしてくれてもいいのに!」

 

 

滝汗ハリネズミ「それは違うでしょ…」

「清書は自分でしなよ…」

 

 

今年も暑い夏がやってきます。

親子で取り組む宿題も

いい思い出になると思います。

 

本日のダラダラ記事、

お読みいただきまして

有難うございました。