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ありがとうございます。

梅雨に入る前から

すっかり夏バテしている

女3人の記録です。

 

うさぎ「暑いんだから

アイスぐらいたべさせて!」

 

オッドアイ猫「かーちゃんに聞いてみ❓」

「ダメだっていうから」

 

うさぎ「かーちゃーん、

アイスダメ?お小遣いで買ってもダメ?」

 

えー「だーーーめ!」

「冷たいもの食べると

おなか壊しちゃうよ」

 

うさぎ「ケチ!」

 

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昨日の夕方、

長女オッドアイ猫がどこからか

カエルさんを見つけてきた。

 

オッドアイ猫「今年初めての

かえるさん!かわいいーーー!」

 

うさぎ「どこどこ??」

 

うさぎはあまり生き物が好きではないのだが

最近はカエルくらいなら大丈夫に

なったみたい。

 

二人でカエルをそうっと

眺めていた。

あまり触っちゃうと

カエルの体が心配だからって

わざわざ飼育ケースに入れて眺めていた。

 

ニコニコ「かえるさん、どうする?」

 

オッドアイ猫「逃がそうと思うの。

家じゃカエルの好きなエサが

沢山あげられない」

 

うさぎ「逃がしたら、

食べられちゃうかもしれないよ!」

 

オッドアイ猫「じゃあ、毎日、生きてるエサを

とってこれるの?虫とかさ」

 

うさぎもやもや…ちょっと無理」

 

オッドアイ猫「逃がしてあげてもいい?」

 

うさぎ「いいよ」

 

そんなわけで

カエルはお外の世界に帰りました。

 

子どもたちの気持ちも

いろいろ変化するんだなあ、と思った

初夏の日でした。

 

その晩。

子どもが読んでほしいと

持ってきた本がありました。

 

 

ぶたにく ぶたにく
 
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それがこちら。

 

鹿児島の ゆうかり学園という

ところでの取り組みです。

 

ここでは、廃棄する食品を

ブタさんに食べてもらい、

そうやって育てた ぶた を

食肉として出荷しています。

 

ゆうかり学園

 

 

現在はぶたさんだけではなく

和牛さんも育ててみえるようです。

 

絵本は2010年の刊行なのですが

取り組みが現在まで、続いていることに

すごいなあ、としか思えません。

 

オッドアイ猫「勝手な事言って!」

「ぶたの赤ちゃんを見て

かわいい!!ラブラブ

とか言ってたくせに

平気で豚肉食べてるの

かーちゃんですけど?」

 

 

チーン「そ、それは言わないで・・・」

 

うさぎ「ぶたのあかちゃん、

みんな生きたまま

生まれるわけじゃないんだよね・・・

それは寂しいな」

 

ニコニコ「ぶたさんは、一度の出産で

たくさん生まれるからね。

牛や人間は

一回の出産で一人しか生まれないことが

多いでしょ?

そのへんはやっぱり

違うんじゃないかなあ」

 

うさぎ「生まれたての赤ちゃんが

ちっちゃくて

鼻も短くて

肌もつるつるで可愛い!

おっぱい飲んでるの、

ぬいぐるみみたい!」

 

 

オッドアイ猫「体温をおしりの穴で測るの、

なんか嫌だ・・・」

 

この本の中で紹介されている、

「人間の残飯」に

うさぎオッドアイ猫はいろいろなことを

思ったようだった。

 

オッドアイ猫「牛乳、こんなに

捨てられているんだね・・・」

 

うさぎ「これ、(おにぎりを指して)

絶対コンビニから出てる!!」

 

娘達が気が付いたかは

わからないけど、

気に留めておいてほしい言葉がある。

 

「残飯の中には

ときどき

豚肉だって入っている。」

 

 

わたしたちが

どんなものを食べているのか

 

普段は意識もせずに

食べているものはなんなのか。

それはどのように

作られているのか。

 

食事の支度をしているのは

主に私だけれど

そこまで考えては

作っていない。

 

もう少し、子どもたちにそれが伝わるような

食事にしたいとは思うけれど。

 

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本の中で、

 

ぶたの種付け、

母豚の妊娠、出産、

そして屠畜されるところまでが

 

 

柔らかな視点で

描かれている。

 

母豚の過酷な

妊娠スケジュール、

生まれた子ブタの出荷、

頭をおとされて

製品となった、ブタの体。

 

その豚は10か月しか

生きられなかった、ということ

 

私たちは

そうやって

食べて生きながらえていること

 

どこかで

感じてほしいと思いながら

読んでいた。

 

 

オッドアイ猫「かーちゃんが言ったことなんて

わすれちゃうよ!」

 

そんなもんだよね、

親の言ったことなんて

親が死んでから思い出すもんだグラサン

 

本日もお読みいただき

ありがとうごさいました。