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ありがとうございます。
「このところ、暑かったので
うちのかーちゃん
しんどかったそうです。」
「コンビニにアイス買いに行くのを
楽しみにしていたのに、
かーちゃんがダメ、だって。
まだ5月だからって。」
「だって、こんな時期ですよー」
「これなに?」
「麦だよね、麦」
「麦は初夏のこの時期に
刈り取るの。
だから麦秋って言葉もあるんだよね」
「ばくしゅー?」
「そう。麦が実るっていう
次期だから、季節は初夏だけど
秋っていう字を当てるの」
「ふーーーーーーん」
「今日の本題は何だっけ?」
「絵本の紹介ですよー」
「いきますよー、最初はこれです」
「これは、落語絵本ですが
あんまり私は好きじゃないなあ」
「え?面白いけど?」
「私は他の落語絵本のほうがいいな」
「『そばせい』とか『めぐろのさんま』とか」
「川端 誠さんの絵が好きなの
かもね。野村たかあきさんの絵は
また違った感じだからね」
「時間的(長さ)にちょうどいいので
朝の読書の時間の読み聞かせには
向いていると思うんだ!」
「では次です」
「学校の課題図書なので
読んでみたけど
おもしろくなかった!」
「これ、すごく面白かったけどなあ」
(かーちゃんがこういう時は
またなんか
めんどくさいこと言うに決まっている・・)
「そーなんだー(棒読み)」
「学校だとカバーが
取られちゃうから
一番最初の文が
なくなっちゃうかもね」
「ほら、図書館で
借りてきた本、見てみなよ。
珍しくカバーが
付いたままになっているでしょ」
「ほんとだ!」
「これは、4年の教科書の
おすすめの本のところに
載っていたけど
学校には入っていなかったような?」
「確かにね、
学校になかったかもしれないね」
「もともとはこれは
小さなサイズで出てたみたいで
シリーズ全体で15冊出てるみたい」
「答えが出にくい問題を
扱っているから
も自分の考えを持っていいんだよ」
「だって、難しいもん!」
「立場が違うと、
人はいろんなことを思うし
いろんなことを言う、
ということなんだな」
「次行こう!」
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「星新一じゃん!」
「面白いよね」
「担任の先生が
これは大好きで
自分で買って持ってるよ、って
教えてくれたよ」
「星新一のショートショート、
確かギネスに載っていたような?
とにかく、すごい
切れのある文を
書く人なんだよね。
もう、お亡くなりになったけどね」
「かーちゃんとは
全然違うねえ」
「朗読してみてわかったけど
この本に入っている話は
どっちかっていうと
目から入る話なんだよね」
「話は目から入りませんが」
「つまりね、
読んで楽しむ話なの。
言葉は流れていくものなんで
インパクトのある言葉
話し方、
言葉の圧力のかけ方、
そんなものがないと
聞いてて面白い話にはならないの」
「だからかな、
聞いてるだけだと
ちょっとわからないことがあったから
話を読んでくれる傍で
一緒に読んでた」
「それじゃ、朗読にならんでしょ」
「かーちゃんの
話はここまでにしまーす」
「本日もお読みいただき
ありがとうございました」