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「春の日にちょっと
変なことを言い出した、かーちゃんの」
「読み聞かせの記録です」
「おいおい、
いつもとパターンが違うじゃないですか!」
「だって、かーちゃんが
今年はストーリテリングを練習する!
・・なんて言い出すからでしょ?」
「ブックトークもしてみたいんだけど
それより、言葉をきちっと
捉えなおしてみたくて
ストーリーを始めることにしたんだよね」
「先生もいるし、聞いてくれる実験台もいるしね」
「やだー!」
「へたくそなストーリテイング聞かされたら
眠れなくなりそう!」
「なんか酷い いわれようだわ・・」
(長女作のミニチュアフード)
「あ!
カップの取っ手が取れてる!
こんなとこ写真にとらないでよ!」
(現在は修復されています)
「では、お話の紹介です」
ばけくらべ (1980年) (日本むかしばなし)
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「古い本だね!」
「昔、私が読んだものだからね。
おざわとしおさんの再話物が好きだけど
いいのがなかったり
誰かとかぶっちゃったりいてるから、
この辺から選んでみました」
「松谷みよ子さんも編集に入っているからか
語りに向いているとは思うんだよね」
なぞかけよめさま (1979年) (日本むかしばなし)
821円
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「これなんかもだよね」
「『なぞかけよめさま』の中では
『はりま糸長(いとなが)』がいい!」
「話としては面白いんだけど
あんまり小学生向きじゃないんだよね。
播磨の国、ってのが出てくるんだけど
耳から聞いたんでは「播磨」がイメージできないの」
「はりま、って?」
「ほらね。
小学生ではこんなもん。
これは、目で入る情報のほうが
よくわかるし、
この話だと、その言葉遊びが
大事なので、やらないことにしたの」
「このなか(なぞかけよめさま)だと
『はやわざくらべ』あたりが面白いかな、って。
ほかにも候補の作品があるから
来週の選書会までに
候補を絞っておきたいんだ」
「そのおはなし、おもしろいの?」
「うん。お嫁さんをもらうまでの
仕事の早さを競うんだけど
最後はめでたしめでたし、で終わるしね」
「フーン。」
「(選書のときに)時間制限があるんでしょ?
お話の時間は計った?」
「まだだけど、たぶん大丈夫!」
「かーちゃん、時間は計ったほうがいいよ」
「準備はきちんとしないと
失敗する、って言ったの、
かーちゃんだよ」
「うん、そうだね。だから、
君たちに聞いてもらって
いろいろやってるじゃん!」
「あー、愛されているな、あたしって!」
「・・・だいじょうぶ???」
「わからん・・・」
「とにかく、この辺から
和ものは選んでいきたいんだよね。
『ばけくらべ』からだと
『かくれんぼたぬき』
『負けうさぎ』・・・かなあ。
『なぞかけよめさま』からだと
『はやわざくらべ』
『かえるになったぼたもち』・・
あたりかな。
和ものより、洋物がやりたくて
ほかのものも選んでる最中なんだ」
「ま、がんばってー。」
「これから暗記するんだから、
なんでもいいけど、一生懸命やらないとね」
本日もお読みいただき
ありがとうございました。