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ありがとうございます。

 

小学生女子二人の

毎日の記録です。

 

学校から帰宅するなり

カバンを置いて

どこかへ行ってしまう娘たち。

 

「宿題は!」

「給食の代替食入れた

お弁当箱、持ってきた??」

 

返事もそこそこに

行ってしまう日も多い。

 

ちょっと待って!

今日は

「どんぐり問題」やる日なんだけど!

 

 

娘たち、

「あーとーでー!」

 

 

返事はいいけど、

帰ってこない。

('ω')ノ、・・・どこに行くのー?

 

 

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「AI vs 教科書を読めない子どもたち

続きです。

 

前回は、多くの研究者が

(おそらく)、無償で

東ロボくんを東大に

合格させるために

頑張っている、

実際、模試での偏差値は上がっている、

というところまで書きました。

 


この、「予算」についてですが、

日本はかなり少ないようです。

羹に懲りて膾を吹く状態なのですが、

時勢を読み違えていないかなあ、とは

感じます。

前例を踏襲している

悪い例とも言えます。

(他人事だから、勝手なこと言ってます。)

 

 

このような中で

新井先生は

出来る限りのことをしておられると

思います。

 

東ロボくんの進化のために

大勢の方に手助けをお願いすること、

現状を知るために

学校の先生方に

調査などをお願いすること。

 

その過程で、判明するのです。

 

現在の生徒を

どうにかしたい、

子どもの学力が低下していることを

改善したい先生方の存在が、です。

 

そして、

その先生たちは

決して少なくない、ということ。

 

現状に危機感をもって

毎日生徒たちに接しておられる

先生たちがおられるからこそ

無償ボランティアで

学校単位での調査が可能だったと

感じます。

著書の中にもありましたが、

大変重要なことと感じます。

少なくとも、

学校現場では

何らかの対策が必要と

感じている、ということです。

 

誤解されることを

承知で言えば

現状の学校教育では

何かが足らないということの

裏返しではないでしょうか。

 

 

例を挙げますと

中学の社会科の話が

本の中で出てきます。


中学生が漢字を正確に読めない。

それは当然問題だとは思います。

ついでに言うと

正しく読めない漢字を

正しく意味が取れている可能性は

低いと思いますが。

 

それよりも、問題になりそうなのが

「よみとばし」

です。単語や熟語などを

一文字くらいで認識し、

その言葉から始まる単語は

みんな同じ単語として認識する

現象です。

例えば

「学」で始まる単語を見ると

学級でも

学年でも

学業でも

『学校』と呼んでしまう子が

いるのですね。

 

「どうしていつも学校って

読んでしまうの❓」

という新井先生の質問に対し

「そのほうがよくあたるから」

という答えが返ってきたそうです。

 

これを読んで、愕然としました。

 

「なんなんだ、これは!」

と、本気で思いました。

 

単語の意味の認識ができないのに

正しく文の意味がとらえることなど

出来ないと思うんです。

 

しかしながら、

現在の小学生が

身を置いている環境を

考えてみるに

「瞬間的に

正しい答えを選ぶ」

『早く 確実に 正確』に

正解を出すよう求められる生活。

 

こんな中では

「字を見てテキトーな判断をする」

子が出てきても

不思議ではありません。

また、瞬間の人生を生きているので、


一つの判断を瞬間に下した後、

次の瞬間に

その問題は終わったことになり、

あとはどうなっても

関心を持てなくなってしまうのではないでしょうか。

ですから、

問題の答えがあっていようと

間違っていようと

どうでもよくなる気がします。


問題の答えにしか

関心がない子どもに対しても

なんだかな、と思いますが

 

答えがどうでもいい子は

もっと怖いです。

でも、聞いたところによると

ときどき

いるんだとか。

 

 

それも、怖いです。

長くなるので、一旦終わります。