長女とやってみました。


 

 

----以下転載

 

濃縮還元とは? 慶應義塾普通部で出題された雑学問題

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その「濃縮還元」の意味を問う問題です。

 

よくジュースのパッケージに書かれている「濃縮還元」の意味はご存知ですか?

 

今日は,2015年の 慶應義塾普通部で出題された雑学問題を紹介します。

 

 

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果物はジュースとしても消費されます。ジュースのパックを見ると「濃縮還元」と書かれているものがあります。

 

「濃縮還元」とは,加熱するなどして,しぼった果汁の水分を一旦減らし,その後,別の場所で再び水を加えてジュースにするというものです。

 

なぜこのようなことをするのか,その理由を説明しなさい。

 

慶應義塾普通部(2015年)

 

ーーーーーー転載おわり

 

 

今日、ちょっと時間を持て余していた小5の長女。

イチビキのインスタント甘酒をなめつつ、だらだらと過ごしていたので、

ちょっとやってみるように言った。

 

 

今日は、どんぐり問題の

商品券問題(5mx64、別記事にあげる予定)をして

気が済むまで描いたせいか、

だらだらと時間を過ごす。

 

 

濃縮果汁のことなんて考えたこともなかったようだが、

 

 

あまりにも暇なので、考える気になったようだ。

(念のために言うと、やるべきことはあるのだが

『やる気が迷子になりました』 ©いけだいけみ  さん状態)

 

 

長女の考えを箇条書きにしてみた。

 

☆濃縮還元をすることで、体積が小さくなり、移動にかかる

燃料費が少なくて済む。

 

☆再び、商品(ジュース)にするときに 好きな時に

(ストレート果汁と比べて)少ない量でできる。

 

☆他社から濃縮果汁を購入するときに 場所をとらなくて便利。

(なぜそのような設定の話になったのかはナゾ)

 

 

 

でした。

ついでに聞いた、濃縮果汁のデメリットは、

 

★味が落ちる。

 

★香料が入っていると、口の中が変になる。

 

でした。

 

 

デメリットはそのとおりかと思いますが、

メリット面の

 

☆商品の安定供給ができる

 

☆保管のコストが少なくて済む

 

☆安い時期にまとめて濃縮工程をすることで、利益を大きくできる

 

ということは、考えていなかったです。

 

 

日常を、具体的に、より具体的に考える、

そこから進化していくのだ、という、確信が最近できたので、

この問題は、これからのいい刺激になりました。

 

 

 

具体的に、もっと具体的に。

小学校卒業まで 子ども自身が感じ取れるように、

環境設定をしていかねば、と思った日でした。

 

 

ちなみに解答はこちら。

 

 

■解答

 

果汁の容積を減らして,輸送しやすくするため。

 

濃縮還元とは,オレンジジュースなどの果汁を何らかの方法で水分を飛ばし濃縮した果汁に,再び水分を加えて元の濃度に戻すことを言います。


これは輸送費を減らすためで,例えば,海外で絞りとった30リットルのオレンジ果汁があったとして,そのうち20リットルの水分を飛ばせば,10リットルになります。


すると,これまでの3倍の量の果汁を国内に輸送できることになり,その分,輸送コストも削減することができるのです。