子どもと冬休みの宿題をやっていて、感じたことです。

子どもは環境に関する作文を書いて提出したんだけど、

書き終わるまでに、いろいろ話した。

その中で浮かんできたのが、

 

 

「便利な生活って、身体にとってはよくないことがあるかもしれない」

でした。

 

例えば、電化製品。

 

 

私たちの生活に、冷蔵庫は必要不可欠なものになっているけれど、

もしかしたら、体のためには、要らないものが

……あるかもしれない、ということ。

ただし、炊事の負担、身体の負担を軽くするためには、絶対必要!!!

たとえば冷蔵庫がなければ、生活ももっと、手間のかかるもの、

しんどいものになっているであろうことは容易に想像がつく。

それに、真冬に暖房がない生活なんて、考えられない!!

こたつは、今は自宅にはないけれど、一人暮らしだったら、絶対欲しい。自分がこたつむりに変身しても、こたつLOVE!

暖房がなかったら、きっと凍死する。(;^ω^

夏はエアコンがあればありがたいけど、せんぷーきで頑張っちゃうことも多い。扇風機も電化製品だよね。

だから、電化製品をことも毛嫌いしているわけではないことを、はじめに書いておく。

 

 

 

また、ここでは、電化製品と食生活の話に限定する。

 

冷蔵庫に入れて保存するものをたくさん摂るようになってから、

生活が変わってきた。

食べるものの温度管理が必要なものが増えた、ということ。

常温保存しにくいものをたくさん摂取できるようになった、ということ。

また、加工の仕方にも幅ができ、

色々なものが手に入りやすくなった。

流通が整ってきたこともあって、

家庭の食卓がにぎやかに、品数が多くなった。

なまのものを摂るのが容易になったことと並行して、

食事の内容が変化してきた(ように思う)。

 

 

この、「食事の変化」も

ある一定のところまではよかったのだが、

現在では適量を超えすぎてしまっていることも多々ある。

一言でいうなれば、過剰摂取、カロリーオーバー。

もちろん、生活の変化も同時に起こっているので、

電化製品の増加だけが悪いわけではないけれど。

 

 

 

幼い子ども、特に就学前の子どもは

胃腸も小さくて、また、人によっては丈夫じゃなくて、

一度にたくさん食べられない。

もちろん、小さいころからたくさん食べる子もいるから

その辺は個人差でいいと思うんです。

 

生まれてすぐから ミルクやおっぱいの量は

子どもの個人差って、ずいぶんありますよね。

新米ママの悩みの種の一つだと思うんだけど、

ひとりひとり発達の形が違うから、

ママが納得するまでに時間がかかることの一つだと思う。

 

病気の子や発育不全の子もいるかもしれないから、

定期的な検診や観察などできちんと経過を見ていく必要がある。

けれど、子ども自身の時の流れを大事にしながら

育てていくと、

その子なりのペースで大きくなっていくのは

実感できるのではないでしょうか。

ここで、その

 

食べるもの

 

を冷蔵庫に入れなくてもいいものに絞っていくと、

おそらく、

子どもの肥満は今よりは少なくなる、と思う。

もちろん、ずっと というわけではなくて、

ある一定のレベルまで、胃腸や体の機能が発達し、

食べ物を消化することに過剰な負担がかからない状態になるまで。

(だから、経験したことがない食べ物を食べる時期、というのは、個人差があって

当然だと思っているのです)

 

 

 

 

子どもの肥満のことで子ども自身だけではなく、

その周りの大人も

たくさんの人が悩んでいる。

それだけでも、 食べるものの内容を考えていく必要があるんじゃないかな、って思う。

長期的なこと、

大人になってからの食習慣のことを考えると、

砂糖と脂肪のありかたについては

常に子供のそばにいる大人がきちんと信念をもって

子どもと接していく必要があると思っちゃうわけで。

 

 

と言っても、あんまり重く考えなくてもいいわけで。

考えすぎたら、現代社会、食べるものがなくなっちゃう。

 

子ども(特に就学前)に限っていえば、

口に入るまでに何らかの形で火を通したものであること。

食べやすい形になっているもの。

飲み物はカロリーがないもの。

食べ物も 砂糖も塩も脂肪も大人より量が少ない、

大人と比較して、その割合が低いこと。

 

そして、おいしく食べられる量であること。

 

 

ついでに言うなら、

環境的に食事に集中できる、

信頼できる大人と主に食べることができる、

というのも付け加えたいが、

これはあれば理想、という形なので、

できる範囲で。

 

こどもが安心して集中して食事ができる、

という環境を整えることは、

子どもの能力をフルに引き出すうえで

とても大事なことだと思うので、

そこを保護者がどう考えるか、だよね。

 

子どもが持っている能力というのは

本来、多様であるし、

磨かなくてはいけない類のものが多い。

また、その能力を考えるうえで、

精神の健全さは必須だと思う。

食べるものを強制することは、その健全さをなくすことにつながらないか。

依存性の強い食べ物を常時摂取する、ということが、

何かの形で影響を与えないか。

 

そう思うと、食べるものと質、量には

ちょっと関心をもったほうがいいと思うんです。

それだけで、

子どもの肥満、って減ると思うんですよね。