始業式の朝の会話です。
「学校、行きたくないなー」
と、長女が言うので、
「じゃ、学校休めば?」
と言ったら、
「ふつうは、学校行きなよ、っていうもんじゃないの??」
と、小学生に諭された。
いや、本気でそう思っているよ、長女。
学校休めば、縄跳びの練習(これは私がさせたい)も
どんぐりも余裕をもってできるし、
料理の練習(という名の夕飯づくり)も頼めるし、
大掃除で やり残したところも頼めるし、
私は楽になるけど?≪たぶん≫
そして、空いた時間で、私が勉強できる!(かも)
長女、あきれたのか、学校のことを話し出す。
「算数の時間、九九リレーとかやるんだよ」
?? くくりれー とは、なんぞや??
❓マークがいっぱいの私を見ながら、長女が説明してくれる。
★座っている席の順に九九を一人ひとつ言っていく。
★できるだけ早く言う。
★できるだけ早く言えたほうがいい。
ということらしい。
娘のクラスでの最速記録などもおしえてもらったが、
どんな速さで言っているのか、再現してもらったら、
早すぎて、お経を聞いているようだった。
九九は便利だけど、
意味がわからず暗記していたら、必要な時に使えないし、
掛け算九九だけでなく、
割り算九九(昔あったそうです)も必要だと思うようになるし、
公式その他を暗記することが
勉強だと勘違いをするようになる・・・と、思うんだけどなあ。
たかだか九九、なんだけど、
暗記する、ということと、理解するということの間に溝がある、ということは
教えておきたいし、体感してほしい。
暗記は大事です。
でも、暗記したことを必要な時に使えるようになったら、もっと素敵だよね。
いつまでもあると思うな、親と金。
自分にも、子どもにもよく言って聞かせなくてはね。