師匠は尊敬出来るキャリアウーマン | どんべでもいいや☆まったりブログ

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どんべ(ビリの事)負けず嫌いは卒業しましたよ。
楽しく暮らせることに日々感謝。
自然や動物から沢山の癒しを与えられていることに感謝。
日本の様々な文化や神道に触れる機会から和装にはまり現在、着付け師の修行中。楽しみながら、和装のお出掛け増やしたいなあ~。

私の母と同じお年の着付け師の先生は、ずっとずっとお着物の仕事を


歩み続けていらっしゃる。


誰よりも努力されていた事が、沢山の経歴が物語っている。


京都の太秦での時代劇での裏方としての着付けの修行のお話


黒澤 明監督の映画のワンシーンでの着物のお仕事で一緒にコンボイに


乗せてもらった楽しい思い出話


国際交流の派遣で海外での着物ファッションショーで各国を回られたお話


NHKの大河ドラマの着付けのお仕事は、ほとんど手弁当だったと暴露。


(さすが、国営で節約されていたみたい)


新宿コマや明治座での芸事の着付け(今年からはお断りされている)や浅草の


芸者さんの着付けには他に出来る方がいないので現在もお手伝いに行かれている。


茂原の七夕まつりの踊りには、先生の考案した踊りの着付けがあり、


毎年、何十人にも着付けて、七夕まつりの裏方として貢献されている。


もっとも、天皇陛下の主催する園遊会に出席される来賓の奥様の中には、お


腰が曲がっている方やお体の不自由な方などは、先生ではなくては着付け出


来ないと依頼がきていたと言う(これも、現在は高齢のためお断りされている)


こんな師匠に出会えて本当にラッキーと思う。


着付け師の仕事の第一線におられて、今なお勉強会に出席されている。


私は、最後の弟子と先生もおっしゃている。


普通なら10年かかる事を5年で覚え、先生の技をひとりでも多くの方に


伝えて欲しいと。時代物や十二単の着付けは間に合わないと思うけど。



先輩着付け師の方も沢山いるから、学ばせて頂きながら人生のセカンドステー


ジの目標。


一生キャリアウーマンの私の母と師匠 凄すぎる!!


先生の最近の帯結び


ちょこと結んでしまう魔法の手。



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師匠の着付けでよさこい踊る私、そんな動ける着物の着付けできる師匠


これからの季節は、成人式の着付け


紐出しの修行で一緒に学ばしてもらいます。


平日は、病院でのフルタイムの仕事をして、お休みには着付けの練習あせる


ハードだけど今健康だから出来ると感謝して、毎日、無駄の無い時間を


過ごそうと思っている。


し。あ。わ。せ。苦しいときには必ず繰り返す言葉です。


お蔭様で今日もこうしてブログ出来ているにひひ