どこまでも続くテールランプの赤。

信号を待たなくても渡れる信号。

食べ物が何もないコンビニ。

それでも、他人を恐れずに、店員と会話できる、

そんな安心。

明るい部屋の中で、寒さに凍えないで住む、

そんな夜に、

あなたの連絡を待つ。

無事ならばそれでいいから、

今は祈りが届いてほしい。
言葉でたたかう技術/加藤 恭子

¥1,350
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戦後、日本人学僕として渡米し、日本や欧米を行き来してこられた、上智大でフランス文学の教鞭を取れれていた方の著作。

体験を基に書かれているので、大変に分かりやすいです。

単なる技術論の話ではなく、その底にある文化・思想の違いから『体験を通して』語っていらっしゃる。


皮肉な言い方をすれば、
『欧米文化というのは大ローマ帝国を根底に敷いた共通のロジックの下に構築されている』異なるも似た関係。
片や、宗主国を持たず、連綿と続いてきた日本は、吸収したい・吸収できるものだけ容れて独自にやってきた、オリジン。

ラテン語が出来なければ被支配国の中での支配階級にもなれない中で、ローマ流を身につけない訳がない。
近い所で、イギリスなどの植民地となった国々もそう。

日本人は、日本語で応対することを恥じる必要はない。

国内で日本語だけで過ごせる尊厳が守られてきたことは恵まれていただけにしろ、それによって守られ育まれてきた美質があるのだから。


ハイコンテクストな国、日本。
ローコンテクストな国、欧米。

なるほど、だから欧米はバベルの塔か…。

日本は、確かに大和民族に併合・併呑されてきた民族はあるけれども、郷土色はあっても文化的に纏まってるもんなぁ。
識字率100%でしょ?


フランス文学の論文を書くのに
”アリストテレスの『レトリケ』”を読む所から始まるのだから、
徹頭徹尾、日本とは”異文化”。


日本は日本をもっと誇り、それを伝える為の技術を身につける為に他の国の文化を知らなければならない。

そう思えた本でした。



もっと、他の著作も読んでみたいな。


…本屋を徘徊しなければ手に取らなかった一冊でした。
ネット書店隆盛の今、
書店は

『 select shop 』

です。


書店書店で平積みする本の種類が違う、色合いが、手応えが違う、
なんて素敵なんでしょう…。
手にとってさえ見れば、様々に自分の引き出しを開けてくれる本たち。

ネット書店じゃない、素敵な出会いの場です…。
棚構成をしている書店員さんにファンレター出したいかも。


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このシーズンに、苺2パック500円!



…ジャムにしなくちゃ。

露地ものの季節でも見たことない値段!!


…生食だとちょっと酸味が強いのが混じっていたようですが、

いい案配です。

(o^-^o)
ほぼ日に荒俣さんが愛書家としての発言を…

http://www.1101.com/aramata_hiroshi/2011-02-08.html


嗚呼!

わかります、分かります!
怖くて手が出せませんが、装丁・挿画、フォント、そんなものに惹かれて本を手に取りたくなる気持ち!!

フォントのひげ具合が作品の雰囲気盛り上げたり、

行間が空気感を作りだしたり、

普通の本でもありますもの。

凝ったらきりがない。
きりがないからこそ突き詰めたくなる。
作品によって世界観が違うから、この一冊、なんて決め打ちできない。

岩波はやっぱり薄紙が透ける表紙でないといや、雰囲気でないっ

とか思うぐらい可愛いもんだと思います。

(カバー外してトレーシングペーパーかけ直す派)


黒いクラフト紙に黒箔押しで小冊子作りたいとか、
目を引くためではなく中を表現したくて色々考えた時期があったなぁ。

オーブリー・ビアズリーの挿絵がないとワイルド(サロメ)も寂しく感じるなぁ、とか。

装丁は、発行された時点で本と一体となる。
中身ではなくものとしての価値が発生する。

愛書家とは言えないけれど、魅せられてしまう気持ちは、よ~くわかる。
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母と一緒に食事。

飴細工の葉っぱ付だったので撮ってみた。
http://topics.jp.msn.com/onna_blog/fortune/article.aspx?articleid=500373

上のアドレスに表示された画像から、直感で一番気に入った絵を選んでください。

下に番号に応じた性格診断が。




…一瞬迷って、3つのうち1つに絞りました。
…まあ、性格診断だから似たようなものです。

とことんマイペースで社交度が低いのだなぁ、と…。


3?7?4?
都が受験指導の重点校を指定したそうな。

日比谷、西、戸山…

群制度導入前の栄光よ、もう一度、ということだろうか?
(群制度を導入した当時の教育委員がその後私学の理事やってたって本当だろうか)

とはいえ、戸山って偏差値70越えてたような…



昔々、

旧制一中 → 一高 → 帝大

が 日比谷 → 東大

に受け継がれて、全国から日比谷初め都立の進学校に進むべく親類頼って東京に下宿していたようん時代も、確かにありましたものね…。

(大学生を騙って翻訳バイトで入学金を稼いだような学生も多かったらしい)

でも今さら何故受験の指導?

もちろん、受験はテクニックの部分も多いけれど…

もっと、こう、根っこの肥やしになる様な、大きなことをやってくれないものか。
遅ばせながら、今年の目標。

「自己卑下になんの益なし」。

前~の記事にストリングスファインダーのことを書いたときに自分の強みにも上げましたが、『内省』の人です。

内に籠った思考はどうしても自己卑下の下降ラインを描くことも多く…

自分のことは認めよう。

良くも悪くも。

でもって、努力が足りないならした分の努力をとりあえず褒める。
誰が何と言おうと、努力のうちに入らないとか言い訳とか言われても、まず褒める。

そして明日はもう一つ増やせる自信にすればいいんだい。

と居直ることを今年の目標にします。

消せないことはリカバリすればいい。
リカバリすれば許されることばかりじゃないけれども、しないよりはずっといい。

自分を褒めることに慣れるのは甘やかすことじゃない。




……仕事の納期と出来は別の話です。
納期は確実に、出来は最低ラインは必ずクリア。
これは信用に関わるものね。
年も明けて10日経ちました。

よい年末年始をお過ごしでしたでしょうか。

例年通り、黒豆を煮て、ひたし豆つくって、小豆を炊いて、お煮しめ作って…
私にとっては食が全ての基本のようで。

サバ節・鰹節からのんびりだし取りしたり、
小豆が炊けるのをのんびり本読みながら見ているのんびりタイムは至福です。

薪ストーブのある生活がしたい。

そんなのんびりだららんな年末年始を過ごしておりました。

十数年ぶりに小説もどきを人に見せる、なんてことをやっていた所為で、しばらくここも放置していましたが…
そろそろ通常営業しないと、第4Qだし。

ということで、
まだご覧になってくださっている方、今年もよろしくお願いいたします。



…いまさらヴィトゲンシュタイン買って、私は何をしたいんだろう…。