人の恋愛を聞いていると。
私はとことん、恋愛指数が低いのだと、そう思う。
ときめく事は多い。
いろんな人の、いろんなところ。
全部丸ごと好き、という所には至らないけれど、
もっと話してみたい、もっと見ていたい、
そう思う人はいっぱいいる。
けれど、なら常に会っていたいか。
寂しいと思いながら、
次に会った時にあれも話そう、これも話そう、
そんな風に話題を探したり、
数%、ちょっと違った部分を仕込んでみたくなったり、
そんな時間も楽しかった。
次に会う時、わたしはなにを提供できるだろう?
居心地のよさか、何某かのSurpriseか。
それがある人には特別にしたくなる。
この人に次に会ったら、
ではなく、
これを教えよう、これを共有したい、
誰と考える以前に浮かぶ顔、話題の為に覚えるのではなくて、
話題のために仕込みに行く。
考える時間が多くなると、
相手のリズムが見えてくる。
家に帰ってくると、いつもお前の電話が鳴っている。
そう言われて大笑いしたこともあった。
この前来た時、盗聴器でも仕掛けてったのかよ?
不審なコンセントでもあるの?
懐かしい話だ。
楽しかった記憶が苦くなり、辛くなり、
けれど自分がちゃんとその結末もその時の必然だったと納得できた時、
新しいときめきは痛み止めではなく、次の恋になる。