いかちゃん(5)です。

 

今朝、5時30分に…僕の母親が亡くなりました。

 

 

母親は癌を持っていました。それも数年前から。

抗がん剤をうって治療をがんばっていたのですが、

体内の癌は次第に大きく膨れ上がり、抗がん剤の効き目はなくなってしまいました。

肝臓もやられ、体内に水をはってはそれが痛んでくるのです。

なので足を動かすこともつらく、移動するのが困難になりました。

 

痛み止めでなんとか痛みを抑えていたものの、本日の3時に母が入院している病院から

電話がかかってきました。家族にいきなり起され、その足で病院に入りました。

母が寝ている部屋に案内されると、母は横たわっており、咳きもすごくしんどそうでした。

僕らは心配しながら声をかけていました。(看護師さんの話も聞いて)

 

そして何時間か母を見守るなか、血圧が異常に低くなり、咳きも出なくなったかと思うと、次第に

空気がぬけるような感じで、母は息を吸っていました。

 

 

 

その後、何も反応しなくなった母親をみて、家族で声をかけまくりました。

ですが、反応しません。あとから来た先生によると…息を引き取った…とのことでした。

 

 

病気と闘いながら、家族に見守られる中、母は最後の最後ににこやかな笑顔をみせていました。

まるで「今までありがとう」と言っているかのよう…

 

 

何年も生きるなんて言って来た母親でしたが、ある日突然…亡くなるなんて…

 

人間はいつか死ぬときが来るんです。

寿命という概念が存在するかぎりは人間…生物は

最後まで人生を異彩を輝かせて、儚くあの世へ旅立つんです。

母親も苦しみから解放されて、魂だけとなり、あの世へ向かおうとしているのでしょうか。

 

 

去年に祖父(母からみれば父親)が亡くなり、まるで一緒に連れていこうと

していたかのよう…

 

 

父親は言います

 

「母とはじめてあった場所にいきたかった…」

 

 

 

 

 

家族は死んでもいなくなりません。

ずっと家族なんです。心の中に生きていればそれが

家族なんです。家族が託した願いを引き継ぐの家族なんです。

 

みなさん、家族を大切にしていきましょう。

 

 

母親へ、ご冥福をお祈りします。

 

 

○お詫び

ええ、本日、3パート中編を投稿…する予定でしたが、

今朝にこんなことがあった以上、出すわけにもいかず…

家族内でも中々落ち着かず、自分自身もなぜか虚ろな目をしている次第です。

人の死を知るのは人生の中では三度目。だけど悲しいし、つらい…

それを乗り越えて、あの世に行かせるのが最後の協力なんです。

生きているうちにたくさんしてあげたいことが山ほどあったことやら。

なんてこともない日常が突如、崩壊するかもしれません…

 

 

 

なのでこの三日間はしばらく精神的な面を休養させ、

3パート中編は今週の土曜日に出します。

その頃にはちょっと落ち着いていればいいなぁ…

 

 

では