ある所にひとつ、ひとつの大切な思いを込められた事を生活の中でどれだけ活かせるかを、

日々、研究し、それが何時、何に役に立つのかを不思議と考える頭の広い一族が

ひとつの小さな惑星に住んでいました。

一族が住む村はそれほど発展が拡張している訳ではなく、日々、自給自足をで嗜んでいました。

だけど、そんな生活を嫌がったり、などせず、ひとり、ひとり、感謝を込めて、今日を過ごすのでした。

彼等の生活は、役30年もの年月まで平穏と続きました……がしかし、彼等の惑星をも崩壊へと導く、

恐るべし、「神」と名乗る、「邪神」が彼等の村に現れました。

村人達は今までの平穏な生活を送っていたはずが、こんな事になるとはとても思えませんでした。

武器もさえ、無い村人は邪神に反撃も出来ず、一族は滅びてしまいました。

 

 

あれから900万年もの年月が流れ、その惑星にかつて、住んでいたと思われる一人の男がいました。

彼は誰にも見られたくない異様なコンプレックスを背負う、ちょっとヘンな人でした。

彼は誰にもそんな素性を見られたくなくて、フードを被り、銀河中を旅していきました。

でも、彼もがただの一人。あの一族はもう何処へ行ったのか。

そう思うと心が動かず、当時のあの出来事だけが悪夢となっていました。

ユメをみて、ゴハンを食べる、そんな生活が出来てきたのに、悪夢と言う存在に奪われてしまいます。

 

そんな憎しみ、それをどう葬ろうかと、考える次第…。

男はある物を見つけました。

 

それは「伝説の書」。

伝説の書にはある悪夢や災厄を退治すると言う伝説の槍の四人の勇者がが居たことと

書かれてありました。しかし、その勇者達はこの悪夢を退治した後、ある物を残し、何処かへ

消えていった様です。男は勇者達がかつて命をかけて封印した「ある始祖」を見つけます。

 

その始祖はかつてないひとつの存在を存在らしくするために、造ろうなどと思わせるかのように、

儀式をしろ、憎悪、執念、欲望、嫉妬などという、生き物に限った「欲張り」が必要不可欠となりました。

男にはまだあの一族に縁がありました。

でも…この伝説の書を見つけてからか、あの一族と、段々と関係を抹殺しようかと、思いこみます。

何故ならば、あの一族の生き方が、男は不満足としました。

ひとり、ひとり、喧嘩もせぞ、お互いに協力する。それをみて腹を立てていました。

崩壊したい、一族は元からああなのか?それとも、何かが変わったのか?

男は伝説の書を持ちながらも、その悩みを段々と膨らませていました。

 

「そうだ…俺は、もう一族を捨てたんだな?だってさ、ホロビたんだよ。

だから、俺には一族もオヤもトモない、立ったひとつ存在だったよな…。」

 

男はそんな言葉を発すると、ある企みが男の中に生まれていました。

 

「…俺が、俺が、神、いや…あの邪神を復活させればいいんだ。

あの一族をホロビさせてはまだまだ余ってる。だから、あの銀河を奴に好き放題にしてもらおう。」

 

其の弐に続く…。