訪問看護のつらいところ。

どんな悪天候でも利用者が断らない限り訪問するところ。

在宅実習のとき、訪問看護師が

「雨が降ろうが、槍が降ろうが、摘便にいくよ」と笑いながら言ってたのは本当だった。


昨日、豪雨のなかレインコート着て、傘さして、訪問カバンをゴミ袋で保護して、自転車にのる。

道も滑るし、視界が悪い。

病棟勤務時代、台風前日は電車止まるかもしれないから病院に泊まっていた看護師がいた。

クリニック勤務時代もそう。


そうやって泊まったり、危ない思いをして訪問しても看護師に手当はない。



ナースコールを執拗に押してくる患者に対応しても、クレーマー患者に睨みつけられても、ちょっと口の悪い利用者に嫌な態度をとられても、それでもグッと耐えて仕事をする医療者ってすごい。

ある程度、奉仕の精神がなければ難しい仕事なのかなと思う。


昨日は豪雨。今日は炎天下。

どんどん逞しくなる自分を感じる。