ひとりっ子、関東圏在住のアラフィフ主婦。
父の介護をしています。
2019年6月下旬・・・・脳梗塞で救急搬送
急性期病院（都内）に入院。
左半身麻痺。
7月下旬・・・・都内急性期病院から
私の住む関東県某市内のリハビリ病院に転院。
リハビリ病院は我が家から車で5分。
足の悪い母は父の事は私に任せて
父と離れて都内自宅（実家）で独居することを選択・・・・
8月中旬・・・・要介護認定調査
9月中旬・・・・要介護3と認定される
11月中旬・・・・リハビリ病院退院
わが市内にある住宅型有料老人ホームに入所。
母は都内の実家で
母も私地域に引っ越してきて
父の面倒を看るという選択肢もあったなかで
母は自宅から引っ越したくないと
父は私に任せて自宅での独居。
その事については
私はかなり葛藤の末、
今はそれが母にとっても
私にとっても
ベストな選択と思っています。
そんな父の介護の様子というか
備忘録、愚痴のはけ口的なブログを
【父の話】というテーマで書いています。
新しい物好きだった父。
私が小学生の頃
我が家にビデオデッキ＆ビデオカメラが
届いて
当時は友達に
テレビ予約ができることを
自慢してた記憶があります（笑）
携帯電話も
私よりも先に使い始めていたし・・・
昔からカメラも好きで
やっぱりフィルムカメラの方がいいなぁ
と言いながらも
デジカメが出だすと
早速買って
色々撮影して
専用プリンターでプリント
それをアルバムにまとめて
コメント書いたりして
マメな父でした
病気になって
実家を整理したら
古いパソコンまで発見したし
そんな父に
病気になってから
俺の携帯は
カメラをもってこい
と何回も言われ
病院内ではどちらも禁止なの事を
説明してもわかってもらえず
あの手この手で
父に理由をつけて渡さなかった携帯とカメラ。
携帯はあまりに何回も言われるので
機内モードにして
父に渡しましたが
使い方を忘れてしまっていて
一度使ったっきり
その後、携帯の事を
忘れてしまったのか
諦めたのか
全く、携帯の話をしなくなったので
昨年末に無事解約
カメラは携帯ほど言われなかったので
もうすっかり忘れてしまっていると
私自身も忘れていました
ところが先日
父に会いに行ったとき・・・・
俺のカメラさぁ・・・・
といきなりカメラの話が始まり
焦りましたっ
使いたいと言われても
施設内はきっと撮影禁止だろうから
困ったなぁ・・・と
頭の中で考えていましたっ
すると
カメラさぁ・・・・
みんな、俺がカメラを持ってると
みんな期待するだろっ
う・・・うん
そうだね
〜何を期待するんだぁ・・・（笑）〜
カメラで撮影したら
みんな待ってるから
プリントしないといけないだろっ
〜待ってはいないと思うけど・・・（笑）〜
そうだね・・・
だけど
ここにはプリントするものがないんだよ
だからもうカメラはいいやっ
俺、期待されても困るからっ
へぇ〜〜なるほど
確かにそうだね
お父さんも色々考えてるんだねっ
そうだよっ
おれ、頭いいから
色々かんがえちゃうんだよっ
・・・と
なんだかわからないけど
父の中で
もうカメラは要らないと
判断したみたいです
この自分が出した判断を
ずっと覚えていてくれると
いいけどなぁ