
長年歌のレッスンで言われてきたことと繋がった話をひとつ

よく声楽のレッスンで、上顎を開けなさい!
と言われていたのですが
どうにも理解できませんでした

だって、顎は下には開くけど
上顎と言われている、脳みそまで入った頭の部分は
お菓子の缶みたいにパカッ

とは動かないわけです
なので、首の後ろの筋肉を縮めて
頭を上に向けて
『上顎を開けている』
気分になっていました

写真でいうと

丁度筋肉が集中して「米」
になっている真ん中あたりですね
ちなみにこの写真は、頭を後ろから見た解剖図です



でも

ここに力を入れて、筋肉を収縮させると
呼吸をサポートする筋肉が柔軟に動かなくなって

下が喉の奥に蓋をして、空気が入りにくくなって

呼吸が上手に出来ていない状態を、
柔らかい声帯で何とかしようとして声がでなくなって

噛み砕いて言うなら
散々です

北海道弁でいうなら「わや」です
もう、なまらわやな状態です
でも、この苦しい状態を回避するために上顎を上げなきゃ
っていって、悪循環の無限ループです

じゃあどうしたらいいの?
っていう時、
役に立つのが頭の中の解剖図です
手元に資料が無いので
写真や図解はまた後日。
舌って、自分の意識している以上に大きくて、深いところまで繋がっているんです
これをコントロールして
空気を呼吸のための筋肉でサポートして
下顎部分と同じくらいスペースのある上顎部分に空気を送り込む
上顎を開けてっていうのは
空気の通り道を
弛緩や舌の動きで塞ぐことなく
息の通り道を開けなさい
って言われていたんだと理解しました

先生も、様々なことを伝えるために
様々な表現を使います
だけど、それを直接的に捉えようとして
かえって悪くしてしまうこともあります
なので、表現の捉え方に迷ったら
解剖学の本を開いてみるといいかもしれません

私で分かることならサポートしますし

といっても、まだまだ全部受け売りなんですけどね(笑)

