上野の西洋美術館へ行ってきました。



東京歴史散歩
地獄の門(ロダン作)


今カポディモンテ美術館展が開催されています。

カポディモンテ美術館は元々ナポリ公国の宮殿でした。

そこに展示されいるコレクションを今東京で見ることが出来ます。

ルネッサンス~バロック期の作品が来ているので必見です。


東京歴史散歩
貴婦人の肖像(アンテア)(パルミジャーノ作)

イタリアに残る16世紀の超1級の作品で個人的に最も気に入った絵画です。

彼女の名前はアンテア。

この5百年前の美し過ぎる貴婦人の周りには沢山の人が惹き込まれていました。(自分もその一人です。。。)

きっと彼女の美しい姿は永遠に受け継がれていくのでしょうね!

5百年前の作品がこんなにリアルに残っているのだからホントに驚きです。

ちなみに、この当時日本は戦国時代の真っ最中です!


ルネッサンス期の絵画は中々見ることが出来ないので、本物に触れられたのは本当に良い機会でした。

東京には江戸時代の古い建築や仏像などはほとんど皆無ですが美術館は充実しています。


最後に、この美術館で自分の大好きな絵画をご紹介します!

東京歴史散歩
悲しみの聖母(カルロ・ドルチ作)

この神秘的な絵画にはいつも長い時間惹き込まれてしまいます。

17世紀の作品で日本では江戸時代初期のキリシタン弾圧が最も激しかった時期です。

本当に心奪われる素晴らしい絵なので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

常設展に展示してあるのでいつでも見ることが出来ます。


他にモネの絵画も充実しており、モネの部屋もあるくらいなので印象派の好きな方にもおススメです!


普段は中々気付きませんが、アジアで西洋絵画専門の国立美術館なんて恐らく日本だけだと思います。

是非足を運んでみて下さい♪