東北新幹線ハヤブサは、めちゃ速い。猛スピードを体験できる列車だなー。窓の外が

流れて見える。特に盛岡から八戸間のノンストップ期間は、ちょー猛烈である。車体が浮いてしまわないか

、はらはらする感じさえある。

この新幹線の座席と座席の間の通路とデッキ部分は、路地裏感のある場所になっている。

時折、おねえさんが「ホットコヒーにビール、おつまみなどはいかがですか!」とおいしそうなものをビ

ッチリ積んだ台車を押して、通路をやってくる。「あ、ビールとピーナッツね」、、とかけ声がかかる。

昼時になると駅弁は次々売れて、おねえさんは大忙し追加の駅弁を、「倉庫(デッキにある部屋)」に取

りに行く。

この最中に、おねえさんの向こう側のトイレに行こうとすると。すれ違うのには少しつま先立って、横向

きになり、座席の人にかすりながら通り過ぎなければならない。「どうもすみません」、、、、わたくし

が座席に座っている場合、こぎれいなお姉さんが、かすっていく時は、しかたなくかすれるわけですが、

そうではない野郎が通る時は少し身を引いてかすれないようにいたします。

デッキに行くと、座席のなかった(あっても座りにくい真ん中しか空いていなかったので、しぶしぶデッ

キにきた)人がフロアにべたっと座り込んでいたりする。片方では週刊誌を片手に寄りかかっている人も

いる。狭い空間に、身を寄せあってじーっと電車のゆれに合わせているわけです。

そんな場所を時折車掌さんが、白い制服に帽子、つかつかと通り過ぎる。

この雰囲気が良い。路地裏だ、、、ねえ 御前さま