自然と共に生きる家 | TRAVELIN’ BLUES

TRAVELIN’ BLUES

夫婦で世界一周旅行!!
2011年12月25日スタート☆
旅の様子を随時アップしていきます。

ウィーンの続き


ナッシュマルクト市場へ


市場ってなんでワクワクするんだろね

別に何か買いたい物があるわけじゃないんだけどおもしろい



地元民の生活も垣間見える気がする



アジアンショップもあった


今回買ったものはこれ

ぺったんこもも(ばったび命名)


これを買ったそばからかじる

めっちゃうまい!普通に桃!日本より桃がバナナ感覚で食べられるのがいい




そして街をぶらぶら歩き自然史博物館があったので入ってみた


うわたまらん これが見たかった


大好きな恐竜のところはそんなに大きくなかったので残念


あとは適当に見てまわるが


目を見張るものが!!!!




ハシビロコウの剥製



知ってる?動かない鳥ハシビロコウ


おれが今最も生で見てみたい動物


明らかにサイズ間違えたクチバシ




前科者にしか見えないこの目つき



アホ毛



あ~なんてかわいらしいんだ


しかもこのハシビロコウ

かなりのおバカさん


水中の魚(エサ)に気づかれないよう3~4時間微動だにしないという効率の悪さ 

瞬きもせず死んだように動かないらしい…


そしてそれだけ待っておいて狙った魚を取り逃がすという不器用さ


なんてかわいいんだ

日本でも4箇所くらいの動物園で見れるらしい

ある動物園ではおバカさんのハシビロコウは飼われている網が見えなくて普通に飛んで網を突き破って思いの他脱走してしまったらしい

でもその出たところで数時間微動だにしなかったのですぐに捕獲されたという


かわいすぎる







ウィーンの話がズレてしまってすいません


博物館の話はこのくらいにして





ウィーンで一番見たかった場所

フンデルト・ヴァッサーハウス


画家のフンデルト・ヴァッサーさんがデザインした公共住宅

普通に人が住んでます


彼の夢は「植物と共に生きる家を作ること」だと

だから見ての通り

植物が生えていた所に家を建ててしまうのでその分天井に地面を作って植物を植えているんだと





どこもかしこも斬新でめっちゃかわいい



地面は平な所が無い



隣のお土産屋もヴァッサーのデザイン

斬新過ぎて当時は建築家との折り合いが合わずになかなか完成に向かわなかったらしい



トイレもかっこいい


屋内も地面はグネグネ

「平らな床は機械のためのもの。人間のための床は台地のようにうねりを。」

らしい

すごいおもしろいし、実際に中を歩いてみると全然気持ち悪くなくて、むしろなんとなく自然で暖かみを感じるような床


階段も


ヴァッサーは住民たちに部屋を自由に作り変えていいと言った

家そのものが変化し、成長していくことを願ったんだと


家が成長する 


考えもしなかったし、すごく素敵な発想だと思う


そう思うとこの家が生きてるみたいに感じる


家も人間も植物もみんなが共存してる


ヴァッサーの夢が詰まったヴァッサーハウス







来てよかった




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