宮城県の千田酒造株式会社さんの「栗駒山 特別純米酒」。

 

 

「栗駒山」の定番酒。

実は、こちらの酒は、私が12年程前に仙台に住んでいる時に偏愛していた酒。

久しぶりに東京で見つけ(なかなか置いてある酒屋がありません)喜びいさんで買って帰りました。

 

 

ひとくち飲んでみて「ん、こんな味だっけ?」と。

 

旨口ですっ〜っきれいに味が消えてゆく。余韻の綺麗な酒、というイメージがあったのですが、今こうして飲んでみると、真逆。

特に口開け時の「もったり感」がとても気になります。

 

開栓し、しばらく冷蔵庫に置いておくと、少し旨味が前にでてきますが、それでも我が家の日本酒冷蔵庫の中では、最も減りが少ない酒に。

 

酒蔵さんの不断の努力により、綺羅星のような日本酒が東京にいても飲めるようになりました。

一方で、昔大好きだった酒が、相対的に美味しくないと感じるようになってしまうのかもしれません。

 

憧れのクラスの人気者だった女の子に12年後にあったら、面変わりしていて驚いたような、男子の気持ちってこんな感じかもしれません。

 

酒の肴はきゅうりの梅酢漬けです。

 

 

夏らしい酒の肴。