我が家には、8歳の雄猫がいます。
体中に幸せ感とお肉が満載の彼ですが、端午の節句に彼のさらなる健やかな成長を願い草餅をつくりました。縁起物ですから。
GWに帰省した富山県南砺市の山で摘んできた、正真正銘の野草。
天然のよもぎがこちら。
葉の色がキレイで、日本固有の天然ハーブというだけあって香りがとても良いです。
お湯でさっと湯がいて、お水に晒します。
新芽の部分だけなので、アクはほとんどありません。
フードプロセッサーでペースト状にし、30gづつサランラップに包んで冷凍保存。
使用の際は冷蔵庫で自然解凍するだけ。
同じく南砺市の道の駅で購入してきた「もち粉」を使って草餅の皮をつくります。
もち粉の袋に書いてある分量に、お湯を混ぜてこねこね。
この後、蒸し器で20分程蒸す事で粉っぽさをなくし、しっとりしたお餅にする予定だったのです。
がっ!
一体何が原因だったのかはわかりませんが、とにかく餅がまとまらず、くっつく、くっつく。もうべったべたです。
手にはもちろん、ボウルや、蒸し器。あげくの果てには、シャツや髪の毛にまで、ベタベタとくっつきます。
ダンナくんが「粉かけジジイ」化し、片栗粉をばんばん振りかけてもらっても、ボウルからも手からも餅がうまく離れません。
悪戦苦闘の末、ペーストよもぎを餅に混ぜこみ、色だけは鮮やかな草餅に。
片栗粉の力だけで、なんとかいちごとあんこを草餅で包み込む事ができましたが、ベトベトが始まってから最後まで、写真を撮影する余裕なし!
できあがった時には、軽く心が折れてました。
こちらが、出来上がり図。
ふぅ〜っ(長いため息)。
残りのよもぎは、天ぷらに。
こちらは、超絶美味な春の乙なお味でした。