今年最初の「梅しごと」です。
毎年、梅雨の終わり頃、黄色く色づいた大粒の梅を買って、自家製の梅干しをつくります。
今回買ったのは、親指の先ぐらいの大きさの小梅。
大粒の梅の前哨戦です。
3週間程前、スーパーの一角で見つけた、小さな小梅に「見切り品」のシールが神々しく、1kgで700円程で売っていたので、迷わず購入。梅コーナーの横に、袋詰の「赤紫蘇」パック(無添加)も置いてあったので、少し早い今の時期でも気軽に梅干しを漬ける事ができます。
うちのダンナくんは、梅を洗ってザルに入れ、竹串と一緒にテレビの前に置いておくと、条件反射のようにお笑い番組を見てゲラゲラ笑いながら、梅の「へた」をとってます。もはや、パブロフ犬。長年の積み重ねってすごい。
梅干しって、手間が掛かりそうな感じですが、実はとても簡単です。
ただ、時間がかかるだけ。
ヘタをとってホワイトリカーをまぶした梅に、15%程の分量の粗塩をまぶしたあと、重しをして1週間。
透明で、きれいな酢があがります。
その上に、赤紫蘇をまぶして、さらに重しをして1週間。
梅仕事を開始して3週間目。
梅雨明けはまだですが、日差しが強く、良いお天気だったので、琺瑯の容器から色づいた梅をザルにあげ、梅、紫蘇、梅酢に分けます。
うちの場合、実はこの梅酢目的で、梅干しつけている程。自家製の紅生姜をつくるんです。
梅酢からあげた小梅は、ザルの上でソーシャルディスタンスをとって並べ、風と日光に3日間あてます。
今日はその初日。
朝から良い天気が続いていたのですが、3時くらいに突然外が暗くなったとたんに大粒の雨。
電話会議の途中でしたが、ミュートにして2階に駆け上がり、物干し場に干していた梅干しをレスキュー。
あぶないところでした。
「梅しごと」という、昔ながらの季節感満載の作業は、意外にも在宅勤務との相性が良い事がわかりました。
もうすぐ本格的な梅雨明けです。