孵化から2週間経過しました。
オタマの飼育についてです。
の続きです。
オタマを飼育する人が見てくれたら、少しでも参考になるようにと思います
オタマの飼育方法は人それぞれだと思う。
観賞面、設備や餌の費用、そして何よりどれくらい手間をかけるかによって変わると思う。
何を優先するかって事。
まずは餌について。
オタマは超雑食なのでなんでも食べる。
野菜クズ、ごはん粒、うどん、ゆで卵の白身、カツオ節なんかが一般的。
茹でたほうれん草や小松菜は栄養の面でも良いらしい。
使った事ないけど
ネギやタマネギなどの刺激がある物はダメ。
わざわざオタマの餌を用意するんじゃなくて、人間(飼育者)が食べる物をついでに少し分け与えるってパターン。
もちろんわざわざオタマ用に用意する人もおると思うけど(;^_^A
魚用の餌やカメの餌、ザリガニの餌などの人工飼料もよく使われる。
天然の物より栄養価が高くバランスも良い。
これらの餌を使う場合は沈下性の物を選ぶ。
オタマは動物性より植物性の物を多く食べた方が成長が良いらしい。
うちの魚の餌は動物性なので、植物性のプレコの餌を買おうかと検討中。
オタマがカエルになって餌が余っても、うちのドジョウが食べてくれるはず
飼育環境について。
もちろんお金をかけて、魚を飼育するような設備を整えるのがいいんかもしれん。
でも多くの人はふと捕まえたオタマを飼育しみよう!って感じだろうから、なかなかそこまで費用をかけんと思う。
じゃあ飼育出来んのか?といったらそんなこたない。
そこでうちの飼育方法を紹介。
コンセプトは
『お金も手間もなるべくかけない』
です
飼育ケースは100均の米びつ?だかなんかの半透明のやつ。
8割から9割くらいまで水を入れて、それをベランダの昼間は直射日光が当たらん日陰になる場所に置いてある。
餌はうちの魚に与えとる餌。
メダカの餌、川魚の餌、ドジョウの餌、冷凍アカムシ。
餌やりは1日から2日に1度、気が向いた時。
1日空いた時は多めに。
気休め程度に100均の酸素が出るタブレットを2個。
お金も手間もかけん代わりに、観賞面を犠牲。
こんな感じ。
適当に思えるだろうけど、少しこだわりもありつつこんな飼育環境に落ち着いた。
そんな少しの『こだわり』と詳細
飼育ケースは水を溜めれるならなんでも良いと思う。
なんで100均の米びつ?なのか。
まずはフタがあること。
カエルになった時に逃げられたら困るので。
オタマは過密になるほど共食いが起こる。
なのでなるべく広い方が良いんやけど、飼育ケースを置くスペースはコンパクトにしたい。
高さのあるケースにして水深を深くする事で対応。
共食いは自然淘汰なので、完全にゼロにするのは手間もかかるし難しい。
少しかわいそうやけど、強い個体が弱い個体を食べて成長するならそれもありかなと思っとるので。
昼間に直射日光がガンガン当たると水温が上がり過ぎるので日陰に設置。
オタマは高水温にも強いので、オタマ自身が煮えてしまうような水温じゃなければまず大丈夫。
それとこのケース(米びつ?)はフタの1部が開閉するので、そこを半開きにしとけば水温上昇を多少押さえられる。
完全にフタを外すと蒸発が早くて足し水の機会が増えるので、その手間の軽減も兼ねてある。
半透明なのでグリーンウォーターになりやすい。
グリーンウォーターとは苔や藻で緑の水になること。
この苔や藻が植物性の餌になるのと、餌やりの回数を減らせるのとで一石二鳥。
グリーンウォーターは酸欠になりやすいので、気安め程度に酸素が出るタブレットを投入。
とはいえオタマが酸欠で星になるなんて事はまずないと思うけど。
酸素量が成長に影響するのかが謎。
グリーンウォーターなのでオタマの観賞はしにくい。
こういう事です。
あ、あともう1つ。
残った餌を取り除く作業を省く上に、水替えもほとんどせんつもり。
田んぼや池なんかにおるタイプのオタマは、ドブみたいなとこでも生きていけるくらい丈夫なんで。
水質が悪くなると臭うので、人間の方が耐えれんからベランダってのもある
長々書いたけど、これは自分の経験やネットの情報やらで行き着いた、今の時点での自分の飼育方法であって正解ではないです。
今後、全滅させてしまうかもしれません。
最初に書いたけど、何を優先して何を犠牲にするかでやり方が変わると思う。
例え同じやり方をしても、みんながうまく行く訳ではない。
オタマが無事に成長してカエルになった時、そのやり方は正解だったと後から分かるもんだと思ってます。
そして、やり方は違ってもそれは全部正解の飼育方法だと思います。
成功する確率を少しでも高められるように参考になればと思います