今年で20回目の開催となる「中国国際釣具用品貿易展示会」通称China Fishが2月23日から25日の3日間、北京で行われました。
韓国のフィッシングショーには2度訪問したことがあるのですが、中国のフィッシングショーには今回が初めての訪問です。
中国でフィシングショー?と思われる方も多いと思いますが、このフィシングショーは主としてメーカーさんやバイヤーさんなど業者向けの展示会。3月の上旬には一般来場者向けのフィッシングショーが個別に開催されますが、中国でも釣りは人気の娯楽で、今ではたくさんの釣り人がショーに訪れるようになってきているようです。
業者向けの展示会には世界中から多くのバイヤーさん、メーカーさんが集まり商談の場ともなっているのですが、当社も大阪や横浜のフィッシングショーやサロンに来場された海外からのバイヤーさんと、北京のショーで具体的な打ち合わせをしようということで、急遽訪問することになったわけです。
当社NORTH CRAFTと言えば、生塗りを施したGARAGE MADEアイテムが知られていますが、昨年デビューしたOCEAN TRADITIONAL(オーシャントラディショナル)、今年からスタートするAmbient(アンビエント)など、プラスチック成形のセカンドラインが海外のバイヤーさんに人気で、この商品をどのような形で海外に販売していくかというテーマで話しを進めました。
会場には、やはりヨーロッパなど海外からの来場者が目立ちますが、日本からも多くのメーカーさんや業界関係者の方々が訪問されていましたね。
皆さんもご存知の通り、中国は今や世界の工場と言われ衣料品や食品なども含め様々なものが生産されている訳ですが、釣具も例外ではなく、中国と全く関係のないものを探すほうが難しい時代になっていると思います。
当社にしても、パッケージや部材など部分的には中国の関わっている部分はありますし、モノ造りに関しては100%純粋な日本製が難しい(本人が知らないものも含め)時代であることも周知のことでしょう。
メーカーさんによっては、新しい外注先を探すという目的でブースを回っているケースもあると思いますが、私が驚いたのは日本をはじめ、韓国や台湾、中国発信のメーカーさんが自社ブランドのプロモーションのためブースを構えていることで、日本やヨーロッパ、アメリカの展示会を髣髴とさせる立派な内装でバイヤーさんに向けた展示が多かったことです。
↑ ここは会場の入り口すぐに出展していた鯉、鮒の餌メーカーさんですが、綺麗な展示方法で目を引きました。
日本もつい数十年前までは同じだったように、今は中国が同じ道を遅れて辿っているだけであり、日本に追いつくのも時間の問題と思えるくらい、近年の中国製品に関してはレベルが高くなっていることは間違いないでしょうね。
それに加え、日本以外のアジア諸国が、ソフト面で日本に追従してきている危機感と申しますか、「MADE IN JAPAN」を声高らかに自慢していられる時代はいつまで続けられるのだろうという不安を感じました。
本当にみんな頑張ってます!
もちろん中国に関してはコピーの域を脱していない会社も多いと思いますが、この中国フィッシングショーを見る限りでは、そこから抜け出し新しい時代を作るんだと言う意気込みも感じられました。
TOYOTAのリコール問題も、日本神話の崩壊に拍車をかける危険性もあります。
日本のクオリティーが世界トップの座を奪われることのないよう、我々も必死で精進しなければならない時代に来ていると思います。

